エグゼクティブの71%は、意思決定には「理屈を超えた何か」があると考えている

エグゼクティブが最終決定の時、仕事関係者以外で相談するのは「配偶者」が最多(20.5%)
他人に相談した経営者のうち4%は、重要な意思決定の最終局面で「占い師」に相談している

エグゼクティブ向けの転職・キャリア支援サービスを展開する株式会社経営者JP(本社:東京都渋谷区代表取締役社長・CEO井上和幸)は、日ごろお付き合いのあるエグゼクティブ男女約2,000 名(有効回答数78名)を対象に、決断が困難な場面においてエグゼクティブの方はどのように意思決定しているのかについて調査いたしました。


<主な調査結果>
・最後に自分だけで意思決定するエグゼクティブは24%、他人に相談するのは75%
・エグゼクティブの71%は「意思決定には理屈を超えた何かがある」と感じ、69%は占いを信じない
・全役職において困難な意思決定の相談相手は、社内外関係者に次いで「配偶者」
・意思決定を「占い師に相談した」と回答したのは経営者のみ
2020年エグゼクティブの「意思決定」についての調査


>>詳細のデータはこちらからご覧ください 
https://www.keieisha.jp/admin/wp-content/uploads/2020/11/b6f73387262a0f53afcaaeba1ef2b934.pdf


ビジネスの様々なシーンにおいて、難しい意思決定を迫られるエグゼクティブは、決断が困難な場面において何を頼りに、またどんな方法で意思決定しているのか、このたびリサーチいたしました。

・「今まで決断が困難な場面に直面したことがある」と回答したエグゼクティブは97%であり、そのうち「他人に相談した」と答えた割合は75%という結果になりました。

一方で決断が困難な場面において「自分で解決した」と回答したエグゼクティブは24%であり、難しい局面において、エグゼクティブが自分だけで解決しているケースが少なくありませんでした。

・「あなたは意思決定において『合理的と考えている』かそれとも『理屈を超えた何かがある』と考えていますか?」という質問に対して、70.5%は「意思決定には理屈を超えた何かがある」と回答しました。

重大な決定の裏には、理屈では説明ができない何かがあると考えているエグゼクティブが多いようです。一方で「占いを信じますか?」という質問に対して「はい」と答えたエグゼクティブは30.8%で、7割以上の方は占いを信じないという結果になりました。

・「最後に相談したのは誰ですか?」という質問に対して、課長クラス、部長クラス、幹部・役員クラス、経営者のいずれの役職においても「社内の関係者」が1位、「社外の関係者」が2位でした。
そして全役職において3番目に相談している人は「配偶者」であり、意思決定を最後に相談するのは、夫や妻であるケースが少なくないことが分かりました。

・重要な意思決定場面において、「他人に相談した」と回答した経営者のうち4%は「占い師に相談した」と回答しました。また経営者は、エグゼクティブの全役職の中で、難しい意思決定について仕事関係者以外に相談している割合が一番多いという結果になりました。



経営者JP総研所長(経営者JP 代表取締役)井上和幸のコメント

コロナ禍で足元から先行きまで不透明度を増している今、経営者・幹部各位はどのように意思決定をされていらっしゃるのかについて伺ってみました。 意思決定の際には4分の3の方々が、何がしか他人に相談をしていることが明らかに。その相談先の過半数以上が社内外の仕事上の関係者ですね。経営者や幹部各位が行う意思決定は、やはり仕事上のものが多いため、身内の家族や友人に相談するよりも仕事上の関係者に相談することになっているのでしょう。 その中で、部長クラスの方は配偶者比率が20.5%と他の役職者よりも高く、経営者は「占い師」が入ってくることは興味深いです。「意思決定には理屈を超えた何かがある」と思っている経営者・幹部各位は71%。理屈を超えた重要な意思決定を行う際、あなたが頼る先は、誰でしょうか?



<<アンケート調査DATA>>


今回のアンケートに回答したエグゼクティブの内訳は「経営者」が37%、「幹部・役員クラス」が27%、「部長クラス」が21%、「課長クラス」が15%でした。各役職別年齢比率では「課長クラス」では82.0%、「部長クラス」では90.3%が30代と40代でした。一方で「幹部・役員クラス」では、50代と60代が60.6%という結果でした。「経営者」に関しては81.5%が50代以上であり、70代以上は39.1%でした。

97%のエグゼクティブが決断が困難な場面に直面しています。そのうち75%の方が「他人に相談した」と回答しています。一方で「自分で解決した」と答えた方の割合は24%であり、難しい決断を自分だけで行っているケースも少なくないようです。


「意思決定をする際に他人に相談した方は、誰に相談しましたか?」という質問に対し、全体では「社内関係者」「社外関係者」を合わせた社内外の関係者に相談した方が54.6%でした。役職別に回答を見ると、社内外関係者に相談した割合が5割を切っているのが「経営者」であり、58%が仕事に直接関係のない人に相談していることが分かりました。中でも「占い師に相談した」と回答したのは経営者のみでした。



意思決定をする際に「人には頼らなかった」と答えたエグゼクティブは1%で、その内33.3%は「本・新聞・雑誌等を参考にした」という回答でした。また「講演会、セミナー、ウェビナー」と回答したエグゼクティブは25.0%でした。



「意思決定において『合理的にできるものだと考えている』かそれとも『理屈を超えた何かがあると考えている』かどちらですか?」という質問に対し、「理屈を超えた何かがあると考えている」と回答したエグゼクティブは71%でした。一方で「あなたは占いを信じますか?」という質問に対して「いいえ」と答えたエグゼクティブは69%であり、占いを信じない人が多いという結果になりました。



■調査概要
・実施期間:2020年10月15日〜2020年11月3日
・調査対象:経営者及び人事にかかわる男女
・調査機関:経営者JPメルマガ会員:約2,000名(有効回答数78名)
・調査手法:インターネット調査
※データ利用の際は「経営者JP総研事務局・鈴木」までご連絡いただければ幸いです。
本調査の著作権は「株式会社経営者JP」に帰属します。
■株式会社経営者JPについて
弊社は、明日の日本を担う志高き経営者・リーダーを育成・輩出するための「集い、学び、執行する最高の場」を提供すべく4事業を展開しております。
エグゼクティブサーチ事業(経営層特化の人材紹介)/コンサルティング事業(組織・人材・経営コンサルティング、講師・顧問派遣、EQコンサルティングサービス)/セミナー事業(経営者・リーダー対象セミナーの主催)/会員事業(志高きリーダーの会員組織の主催運営、コンテンツ提供・物販)
■本件に関する問い合わせ先
株式会社経営者JP広報担当鈴木・野口http://www.keieisha.jp/E-mail: info@keieisha.jp






本件に関するお問合わせ先
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組織名
株式会社 経営者JP
ホームページ
https://www.keieisha.jp/
代表者
井上 和幸
資本金
1,000 万円
上場
非上場
所在地
〒150-0012 東京都渋谷区広尾1-16-2VORT恵比寿Ⅱ 6F
連絡先
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