待ったなしのDX推進に、欠かせないのがビジネスとITを連携させるビジネスアナリシスだ。DXという変革(Change)をリードする人材こそがビジネスアナリストであり、多くの方に目指してい欲しい。
ベンダに依存しない資格とスキルアセスメントを提供している国際的な試験機関、EXINの日本代表:中川悦子(EXIN本社:オランダ)は、EXIN BCS ビジネス アナリシス Foundation資格を日本でも展開し、日本語試験を令和2年11月1日よりリリースしたことを発表しました。
本プログラムはBCS(英国コンピュータ協会)が提供しており、BCSとのグローバル提携の一環として、日本語試験を開始しました。
クラウド、モバイル、ソーシャル、Bring-Your-Own-Device、ITのコンシューマ化、ビッグデータなどのトレンドは、ビジネスの運営方法に大きな変化をもたらし、多くの場合、イノベーションの鍵を握っています。ビジネスアナリシスでは、ビジネスニーズとビジネス変革ソリューションの間の調整を行い、より鋭い意思決定とビジネスプロセスの改善を実現します。
企業が正しい判断を下すには、「ビジネスを正しく見る目」が必要です。ビジネス上のニーズ、知見、環境、テクノロジーの正しい情報を見極めることで、正しい意思決定を可能にします。 ビジネスアナリストの役割は、ICT連携での変革を成功させ、ビジネスを成長させるために不可欠なものとなります。
EXIN BCS ビジネス アナリシス Foundation資格とは?
BCSビジネスアナリシスプログラムは、英国並びにヨーロッパで20年の実績があり、高度人材育成に役立っています。本プログラムは6段階の資格レベルで構成されており、EXINでは、基本レベルからディプロマまでの3段階をまず、リリースしました。
今回、日本でリリースした日本語試験は、基本レベルのFoundationです。
このFoundationではビジネスアナリシスの基本的な知識に焦点をあてていますが、これらの知識やスキルは、ビジネス・アナリストの役割の方のみならず、次の方に有効です。
1.ICTプロフェッショナルにビジネス視点を養うことに役立ちます。
2.
ビジネス側のミドルマネージメントの方々に、ビジネスを俯瞰し正しく評価し、ICTを使ったビジネス促進に役立ちます。
資格取得に伴い、受験者は
・ビジネス状況の調査
・ステイクホールダ(関係者)の分析とマネジメント、
・ビジネスプロセスの改善
・ビジネスケースの作成
を始めとして、ビジネスを正しく見る目を養い、関係者とのコンセンサスを得るのに役立ちます。
EXIN CEOのベルン ターセラーは、次のように語っています。
「絶え間なく変化する世界経済の中で成功するためには、組織は正しい決定を下す必要があります。Business Analysisは、適切な情報に基づいて適切な意思決定を可能にします。ビジネス・アナリストの役割は、変革とビジネスの成長を成功させるために不可欠なものとなっています」
IIBA日本支部 代表理事の寺嶋一郎氏は、次のように語っています。
「コロナ禍で図らずも露見した日本企業のデジタル化の遅れ。デジタル技術を前提としてビジネスだけではなく会社全体を変えていくのがDX。待ったなしのDX推進に、欠かせないのがビジネスとITを連携させるビジネスアナリシスだ。DXという変革(Change)をリードする人材こそがビジネスアナリストであり、多くの方に目指していただきたい。」
認定コースは、テクノファイブ社にて開始されます。
http://www.techno5.co.jp/
受験は、次の方法で可能です。
- 認定教育事業者にて、コース受講後に受験
- 試験センターにて受験
- ご自宅にて受験
本情報に関するお問い合わせ先:
エクシン・ジャパン
TEL: 03-5341-4123 Mail: Info_jp@exin.com
EXIN Japan(エクシン・ジャパン)
EXIN(本社:オランダ、代表取締役社長:ベルン タセラー)の日本法人で、2005年より日本で活動を行う。EXINはオランダ経済省により1984年に設立され、ベンダに依存しないグローバルな独立試験機関です。資格やスキルアセスメントを提供すると同時に教育事業者の認定も行い、20言語、165ヶ国、250万人以上に試験を実施しています。
EXINのグローバル資格は、デジタル トランスフォーメーションを可能にし、需要が高く、実務の課題に直結する広範囲なポートフォリオを実現しています。特にサービスマネジメント、アジャイルスクラム、DevOps、SIAMTM 、情報セキュリティ、EU GDPR一般データ保護、データセンターマネジメント、クラウドなどです。
また、EXIN Anywhere並びに試験配信システムMyLoginを利用して、大学、第三者試験機関などの試験の配信も実施しています。
BCS(英国コンピュータ協会)
BCSとしての私たちの使命は、情報社会を実現することです。
当組織は、情報技術の科学及び実務の進歩を通じて、より広範な社会的及び経済的進歩を促進します。知識を共有し、新しい思考を促進し、新しいプログラムの企画を提供し、公共政策を形作ります。一般の人々に情報を提供するために、産業界、学界、実務家、政府と協調します。
当組織のビジョンは、世界クラスのIT組織になることです。75,000人の会員には、英国内外の実務家、企業、学者、学生が含まれています。実践者のためのさまざまな専門能力開発ツールを提供しています。
業界をリードするIT資格団体として、広く認知されているさまざまな資格を提供しています。
https://www.bcs.org/
IIBA®日本支部
IIBA®(International Institute of Business Analysis)の日本支部で、国際的かつ中立的立場でビジネスアナリシスの啓発を行う非営利団体です。 IIBAはビジネスアナリシス、システムアナリシス、 要求分析、プロジェクトマネジメント、コンサルティング、プロセス改善など様々な領域での円滑な業務推進を支援します。
http://www.iiba-japan.org/