米国発の目立たない矯正治療「インビザライン・システム」から10代向け「インビザライン・ティーン」を提供開始
従来の青年期以降の適応に加え、永久歯が生えそろっていない子供も治療可能に
透明なマウスピース装置(アライナー)による矯正歯科治療「インビザライン・システム」を提供するアライン・テクノロジー・ジャパン株式会社(東京都目黒区、代表取締役:福村敏夫)は、2011年5月16日(月)、新たに10代の患者さんに適応できる「インビザライン・ティーン」を日本国内で矯正歯科医の先生方に提供開始します。
目立たない矯正治療「インビザライン・システム」は、1998年に米国で開発されて以来、世界で140万人以上が治療を受けています。これまで日本では、「インビザライン・システム」は永久歯が生えそろう青年期以降の患者さんが対象でしたが、この度、永久歯が完全に生えてそろっていない10代(年齢目安:11~17歳)の患者さんに適応できる「インビザライン・ティーン」を新たに開発しました。
矯正治療は一般的に10代の時期に行われることが多く、厚生労働省が実施している「患者調査(平成20年)」の推計でも、矯正治療の患者数うち10~19歳の患者さんだけで全体の約半数(47.5%)を占めています。今回の「インビザライン・ティーン」の導入により、日本においても「インビザライン・システム」の更なる普及が期待されます。
「インビザライン・ティーン」の特長
アライナーによる矯正治療を10代の患者さんに行う上で最も重要なことは、完全に生えそろっていない永久歯への対応です。「インビザライン・ティーン」は、未萌出および萌出途中の最後臼歯に対して過剰萌出を防ぐための「萌出タブ」を設置。萌出途中の犬歯および第二小臼歯に対しては、萌出を誘導するスペースを確保します。
また、取り外しできるアライナーを紛失・破損してしまうリスクに対して、紛失・破損時の交換アライナーを6回まで提供します。
※萌出:歯が生えること
(本プレスリリースは5月16日に報道関係者向けに配布された資料の再アップロードです)
<お問い合わせ先>
アライン・テクノロジー・ジャパン株式会社 カスタマーケア
TEL:0120-944-187(平日10:00~17:00)
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