当社の連結子会社である株式会社医針盤(代表取締役社長:長谷川 正、本社:東京都新宿区、以下「医針盤」)は、診療所向け業務支援SaaS(Software as a Service)の「医’sアシスト™」※1(以下、「本サービス」)を開発し、10月1日よりサービスを開始いたします。本サービスは株式会社エスアールエルを始めとするH.U.グループの受託臨床検査会社※2より提供いたします。
超高齢社会を迎えたわが国において、持続可能な医療提供体制の構築は重要な社会課題となっており、特に、プライマリ・ケアを担う診療所の重要度がさらに高まっています。
本サービスは、医療機関における一連の診療業務の流れ(予約受付・管理、問診、検査結果レポート、レセコン・電子カルテ連携※3、診断支援等)を集約することでシームレスな管理が可能となり、診療所運営における業務効率の向上に寄与します。
また、同日開始のPHR(Personal Health Record)「ウィズウェルネス™」※4(以下、「本PHR」)と本サービスを連携させることで、患者様との新たな接点を増加させることができます。
本PHRにおいては、患者様やそのご家族が、異なる健診施設や医療機関で受けた診療や検査データを集約し閲覧できるため、より一層の健康管理に役立てていただくことが可能になります。
当社グループは、9月18日発表の中期経営計画「H.U. 2025 ~Hiyaku (飛躍) & United~」※5 に基づき、本サービスおよび本PHRの展開を皮切りに、地域医療を担う多職種間のさらなる連携や医療業務の効率化を支援するヘルスケアICTプラットフォーム構築を進め、幅広い世代の生活者に最適なヘルスケアをお届けするとともに医療の質の向上と人々の健康増進に寄与してまいります。
以上
【「医’sアシスト」/「ウィズウェルネス」概念図】