当社の連結子会社である株式会社エスアールエル(代表取締役社長:東 俊一、本社:東京都新宿区、以下「SRL」)と、日本ベクトン・ディッキンソン株式会社(代表取締役:阿波知 達雄 本社:東京都港区、以下「BD」)は、BDと国立研究開発法人 国立がん研究センターが共同開発した、体外に摘出したがん細胞における体内特性を保持した状態での輸送・保存を可能とした輸送、保存、単離技術(以下、「本技術」)について、2020年3月より5年間の国内の独占的契約を行いました。
本技術を活用することで製薬会社向けの薬剤ターゲットによるフローサイトメーターを用いたパネル試薬評価試験の拡大が見込まれ、新たなバイオマーカー等の開発が期待されています。SRLは開発された技術の実用化に向けた基盤構築をすすめてまいります。
また、本技術は、免疫学における国際学術誌「Nature Immunology」オンライン版のなかで、その一部を使用した記述があり、国内外からの注目も高まっています。
SRLは国内外での腫瘍免疫に関する対応ニーズの高まりを受け、当該領域の強化・拡充に向けた様々な取り組みを進めております。今後も、当該領域の取り組みを強化してまいります。
以上