チャペック兄弟の足跡をたどるチェコの旅

「ロボット」という言葉はチェコで生まれました。


「ロボット」という言葉は、世界中の小さな子供から大人までが知っている言葉ではないでしょうか?実はこの言葉はチェコの作家がちょうど100年前に創り出した言葉なのです。その作家は、カレル・チャペック(1890-1938)。1920年に発表された戯曲『R.U.R.』の中で初めて「ロボット」という言葉が使われました。

カレル・チャペックは劇作家や詩人、パブリシストなどとして活躍しただけでなく、SF小説や童話などの作品も多く残しました。これらの作品では画家である兄のヨゼフ・チャペックが挿絵を担当しており、チャペック兄弟の作品のファンは日本にも多く存在します。

今回は、100年前に「ロボット」という言葉を生み出したチャペック兄弟にまつわるスポットをご紹介します。

兄弟の生まれ故郷「マレー・スヴァトニョヴィツェ」

首都プラハから電車で約3時間の町マレー・スヴァトニョヴィツェ(Malé Svatoňovice)は、カレル・チャペックの生まれた場所です。彼の生家は現在チャペック兄弟の博物館になっており、チャペックファンなら訪れたい場所の一つでしょう。

博物館の1階はカレル・チャペックに関する展示となっており、彼の出版活動や文通、家族の写真、旅行記の原画などのジャーナリズム活動も紹介されています。2階は兄のヨゼフ・チャペックに関する展示となっており、画家としての初期の作品からキュビズム時代の作品を経て、最後の反ファシズム作品までの代表的な20点の油彩画で構成されています。



【チャペック兄弟博物館】

カレル初恋の場所「フラデツ・クラーロヴェー」

カレルが11歳からグラマースクールに通ったのがここフラデツ・クラーロヴェーです。ここで初恋も経験しました。4年生を修了したあと、とても優秀であったカレルは学校の勧めによりブルノのグラマースクールに転向することになります。そこから16年後の1921年1月2日、彼の演劇「R.U.R.」の初演がフラデツ・クラーロヴェーのクリツペラ劇場で行われることになるとは当時は思ってもいなかったでしょう。

ここでは、現在はホテル「ウ・クラーロヴニ・エリシュキ」となっている彼が4年間住んでいた家を訪れてみたり、「R.U,R」が上演されたクリツペラ劇場を訪れてみましょう。

また、ここは第一共和国時代に建築家のヤン・コチェラとその学生であったヨゼフ・ゴチャールが都市設計を手がけ、要塞都市から見事この地域の経済と文化の中心地へ変わった街でもあります。ホワイトタワーやラベ発電所、東ボヘミア博物館などの建築物を堪能しながら街歩きを楽しめるでしょう。





フライヤー「チャペック兄弟の足跡をたどる旅」

チャペック兄弟の軌跡を感じる場所はたくさんありますが、詳しくは2020年7月にチェコ政府観光局より発行された新しいフライヤー「チャペック兄弟の足跡を辿る旅」をご参照ください。本フライヤーでは、ここでは紹介しきれなかった観光スポットや参考の旅程を案内しています。フライヤーは資料請求をしていただくか、ウェブサイトよりダウンロードも可能です。

ダウンロード先:https://www.visitczechrepublic.com/ja-JP/98170db6-9fcc-40a1-98dd-27a8652641ac/Brochures

また、チャペック兄弟ゆかりの地については、下記のウェブサイト(英語)でさらに詳しくご確認いただけます。ぜひいつかの旅行のヒントにしてみてください。
https://karelcapek.cz/en

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