就活生が5月に受けた面接の94.7%がWEB面接。
オンライン就活の影響で、就活費用の平均金額は前年の1/3以下に。
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)は、2021年卒の学生を対象にした『マイナビ 2021年卒学生就職モニター調査 5月の活動状況』を発表しました。調査結果の概要(一部抜粋)は以下の通りです。
《TOPICS》
- 31.6%の学生が最終面接を受ける中、5月に受けた面接のうち、WEB面接だったのは94.7%【図1、2、3】
- 3月から5月までにかかった就活費用の平均金額は2万8,930円で、前年の1/3以下に【図4】
- 5月末時点で1次面接を受けるなら「ライブ形式のWEB面接が適切」と回答した学生は約8割。最終面接では約5割【図5】
- OB・OG訪問のWEB実施率は35.7%、グループディスカッションのWEB実施率は10.9%【図6、7】
調査概要
就活生が5月に最終面接を受けた割合は31.6%(前月比1.3pt増)。前年同月比14.7pt減となり、進捗の遅れが見られる。新型コロナウイルスの影響で増加したWEB面接(ライブ形式)について、5月中に受けた学生の割合は53.8%(前月比7.2pt減)だった。学生が5月に受けたすべての面接のうち、WEB面接だった割合(=面接のWEBでの実施率)は94.7%で、最終面接を含むほとんどの面接がWEBで実施されており、引き続きオンラインでの選考活動が続いているようだ。【図1、2、3】
3月から5月までにかかった就活費用の累計は、2万8,930円で前年(8万9,415円)の3分の1以下になった。新型コロナウイルス感染拡大により就職活動のオンライン化が進み、交通費がかからなかったことが大きな要因とみられる。【図4】
5月末時点で1次面接を受けるなら、「ライブ形式のWEB面接が適切」と回答した割合は80.3%、最終面接では48.6%だった。新型コロナウイルスの影響で一気に普及したWEB面接だが、最終面接においては、「十分な感染対策をして対面式の面接を実施(30.8%)」と「実施を延期(19.1%)」の合計と、「WEB面接」の比率はほぼ半々だった。WEB面接には、採用の効率化や、移動・金額面での学生の負担が減るというメリットがあるが、対面を望む学生は一定数おり、学生の希望や状況に応じて使い分けていく選考が、今後求められてくるのではないだろうか。【図5】
OB・OG訪問をしたと回答した学生は24.8%だった。すべてのOB・OG訪問のうち、約3分の1にあたる35.7%がWEB上で会っていた。一方、グループディスカッションとグループワークについて聞いたところ、グループディスカッションのWEBでの実施率は10.9%、グループワークは3.3%と、WEBでの実施が困難ということもあってか、低い結果となった。【図6、7】
【調査概要】『マイナビ 2021年卒 学生就職モニター調査 5月の活動状況』
調査期間:2020年5月25日(月)~2020年5月31日(日)
調査方法:2021年卒業予定の全国大学4年生及び院2年生のモニター会員に配信。※調査時点
Web上のアンケートフォームで回収
有効回答数:2,202名(内訳:文系男子401名、理系男子577名、文系女子605名、理系女子619名)
※調査結果の詳細は会社HPのニュースリリース(https://www.mynavi.jp/news/)からご確認いただけます
【本件に関するお問い合わせ先】
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