学校法人 大阪成蹊学園 (大阪市東淀川区/理事長・総長 石井茂)では、新型コロナウイルス感染症が拡大するなか、大阪成蹊学園の設置する各校では、5月11日以降も遠隔授業を実施することとし、従来の対面での授業と同等の教育水準を保ち、従来以上にきめの細かな学修指導・学生支援ができるように、以下のとおり5つの支援を実施します。
【対象となる設置校(学生・生徒数)】
大阪成蹊大学(2,571人)/びわこ成蹊スポーツ大学(1,558人)/大阪成蹊短期大学(1,417人)/大阪成蹊女子高等学校(1,385人)計6,931人
【支援内容】
1.遠隔授業を履修する上で必要な学修環境整備のための支援金3万円の全学生への支給
現在の感染症流行状況に鑑み、前期授業においては引き続き遠隔での授業を実施していきます。インターネット環境の整備やデバイス、周辺機器の購入等に必要な経費負担を軽減するための緊急支援として、学生全員に一人当たり一律30,000円を支給します。
2.タブレットPC・ノート型PC1000台、ピアノ練習用キーボード100台の希望者への無償貸与
学生のオンライン学修環境整備のため、タブレットPC・ノート型PCを無償で貸与します。またピアノの実技科目を履修している学生で自宅にピアノがない学生には、ピアノ練習用のキーボードを無償で貸与します。
3.既に実施の長期留学者向け奨学金(渡航中の半期授業料相当額)に加え、急遽帰国等により経済的な損失を被った学生に対する今後の授業料減免等の措置
大阪成蹊大学 経営学部 国際観光ビジネス学科の学生のなかには、長期の留学を予定して渡航したにも関わらず急遽帰国を余儀なくされ、経済的な損失を被った学生もおられます。こうした学生を対象に、今後の授業料減免等の措置を講じ、少しでも経済的負担を軽減します。
4.全学生とのオンライン面談による個々の学修・生活状況の把握と個別フォローの実施
全学生とのオンライン面談を実施し、遠隔授業を通じた学修の困りごとや生活の悩みなどの把握に努め、個別に必要なフォローを実施します。また、家計急変に伴い学修の継続が困難であると悩む学生が、漏れなく必要な政府の奨学金制度等の申請を検討できるよう十分に配慮し、制度の周知と申請のサポートに努めます。さらに、就職活動中の学生に対しては、LINEを活用したオンラインでの相談体制を整備し、学生が安心して就職活動ができ、内定を勝ち取ることのできる就職活動支援を実施していきます。
5.前期授業料の納入が困難な学生への延納・分納の対応
家計急変による授業料等の延納・分納にも、可能な限り応じるように配慮します。
【学校法人大阪成蹊学園について】
大阪成蹊学園は1933年に創立された87年の歴史を持つ総合学園です。現在傘下に大学3校、高等学校、附属幼稚園を擁し、在籍者数約7000人、専任教職員数役550人、卒業生総数約11万9千人の伝統と実績のある学園です。近年は抜本的教育改革により、志願者数はこの10年間で約10倍となるなどその教育成果で各方面から注目を集めています。【対象となる設置校(学生・生徒数)】
▼本件に関する問い合わせ先
広報企画本部
住所:大阪市東淀川区相川3-10-62
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FAX:06-6829-2747
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