東京家政学院大学(学長:廣江彰)では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大に伴い、全学部生・大学院生を対象に、遠隔授業の環境整備支援として、学生1名あたり3万円を支給いたします。背景には、新型コロナウイルスの感染がなお収束の兆しが見えず、事態の深刻さと、感染防止の困難さが増していること、この状態のさらなる長期化が予測されることがあります。
本学としては、これ以上の授業の開始を遅らせることなく、学生の学修機会を確保し、かつ安全な学生生活を送ってもらうため、文部科学省のガイドライン「令和2年度における大学等の授業の開始等について」(令和2年3月24日付元文科高第1259号)に則り、インターネットを活用した遠隔授業を5月11日(月)から実施することにいたしました。
遠隔授業の実施や教職員との連絡のためには、インターネット環境の整備が必要となります。今回の支援金をもとに、パソコン、通信設備などの学修環境を整えてもらい、学生が学業・学生生活継続への意思を強く持ってもらうことを第一義としています。家計支持者の収入激減や、学生のアルバイト収入の減少などにより、学業継続が困難になる学生もいることから、大学としては、今後も学生に寄り添ってサポートしていきたいと考えています。
創立より「人々のしあわせにつながる家政学」を掲げている創立者大江スミは、家政学が社会の基礎単位である家庭生活の質を高め、社会生活それ自体を豊かにする学問であるという理念を伝えています。社会全体が、毎日の生活スタイルを見直さざるを得ない状況の中、一日も早く、感染症の拡大が収束し、それぞれが幸せを感じられる生活が戻るように、また、本学の学生一人ひとりが、家政学を通して、暮らしの活路を見出し、大学との心のつながりを継続できることを願っています。
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