-スマートロックと連携したセキュリティシステムで居住者の方の時間効率化を支援-
本リリースのポイント
1.サービス提供企業と提携し、業界初・不在時に家の中まで配達する「ナカ配サービス」開始
2.共働きニーズに応える家事代行サービスや、食材宅配利用者が抱えていた潜在的ニーズに
対し安心・便利に利用できるオリジナルセキュリティシステムを構築
※1 三井不動産グループが供給した住宅にお住まいの方等を対象とした、すまいとくらしのサービスを提供するメンバーシップサービス
※2 不動産会社がスマートロックと連携したセキュリティシステムによって、家の中までお届けするサービスの提供を開始するのは業界初となります
三井不動産レジデンシャル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長;藤林清隆)は、2020年1月下旬より販売予定の分譲マンション「パークホームズ月島二丁目」において、「三井のすまいLOOP」の新たなメニューとして、スマートロックと連携したセキュリティシステムを活用し、自宅不在時にも食材等を家の中へ配達する「ナカ配サービス」の運用を4月より開始します。また、需要が高まる家事代行サービスにおいても不在時にも安心して利用できる仕組みを整え、より一層豊かなくらしの提供を目指します。
「ナカ配サービス」概要
「ナカ配サービス」とは、スマートロックとセキュリティカメラが連携した、不在時でも安心して食品や日用品を玄関内に配達する仕組みのサービスです。
<ナカ配サービス提携先企業の声>
東都生活協同組合 共同購入事業部 部長補佐 吉澤正義氏
マンション居住者の方へ宅配する場合、セキュリティの問題や共有部分へ私物を置くことが禁止されていることにより、不在時の商品の留め置きができません。雑貨などの非食品であれば、宅配ロッカーにお届けすることは可能ですが、食材の宅配は受けられません。その結果、食材宅配を断念される方や、どうしても生協を必要とされる方から、メーターボックス内など望ましくない置き場を指定されるケースがあります。
今回の「ナカ配サービス」により、居住者の方は生協のお届けを常に待つ必要がなく、時間を有効活用することができます。このサービスによって、利用者の方々が抱えていた潜在的な課題に応えることができると期待しています。
導入の背景
三井不動産グループでは、グループ長期経営方針「VISION 2025」における主要な取り組みとして、街づくりの一層の進化を掲げ、「ビジネスライフやくらしの提供」を軸とした、人が主役の街づくりを目指しています。
首都圏の新築マンション契約者においては、2018 年に既婚世帯の共働き世帯率が過去最高の66%となる(※3)など、マンション居住者の方のくらしは大きく変化しています。そこで三井不動産レジデンシャルでは2018年度に共働き女性社員によるプロジェクトチームを立ち上げ、変化するくらしに対応するサービスの検討を進めてまいりました。これまでに共働き世帯を支援するプロジェクトとして、マンションの空地部分に手作り料理を即座に提供できるキッチンカーを誘致する「月夜のキッチン」プロジェクトや、いつでも受け取りが可能な生鮮食品 EC サービス「クックパッドマート」を導入してきました。
共働き世帯のニーズに応える家事代行や食材宅配等を、日中の不在時にも安心して便利に利用できることが時間効率化を支援することにつながると考え、スマートロックと連携したオリジナルのセキュリティシステムの構築と、サービス提供企業と提携した「ナカ配サービス」の開始に至りました。
近年行った「不在時サービスの受容性調査」(※4)からも、マンションにおけるスマートロックを活用した「不在時サービス」に魅力を感じるかという質問に対し、特に共働き世帯が魅力を感じていることが分かります。
引き続き、提携先企業を増やし、お住まいの方のニーズにお応えするサービスを拡充してまいります。
不在時サービスの受容性調査
※3 株式会社リクルート住まいカンパニー「2018 年首都圏新築マンション契約者動向調査」
※4「不在時サービスの受容性調査」
調査時期:2018年3月1日(木)~3月2日(金)
調査対象:マクロミルモニタ25~69歳の男女
有効回答数:1,030サンプル
調査地域:1都3県
今後も、三井不動産グループで連携し、快適なすまいと豊かなくらしの提供を通じて、「すまいとくらしのベストパートナー」を実現してまいります。
【提携先企業(予定含む)一覧】
※提携先企業およびサービス内容については2020年1月時点のものであり、今後変更となる可能性がございます。
三井不動産レジデンシャルについて
三井不動産レジデンシャルは、コーポレートステートメント「すまいとくらしの未来へ」を実現すべく、「くらし起点のすまいづくり」、「多様化するニーズに応えるすまいの提供」、「すまいの愛着を育む『コミュニティ形成支援』と『くらしサービス』の提供」の3つの視点を中心に事業を推進してまいります。
ステートメント
すまいとくらしの未来へ
ビジョン
・すまいとくらしのベストパートナーとして、信頼と感動のNO.1ブランドを目指す
・安全・安心なすまいとくらしを創造する
・新たな環境価値を生み出し、未来社会に貢献する
・絶えずビジネスの革新に取り組み、持続的な成長と高い収益性を実現する
・多彩な活躍の場を提供する会社、常に感性を磨き、またチャレンジャーたる社員
主要な取り組み
◆くらし起点のすまいづくり
ミクストユースの街づくりなど、ライフスタイルを創造
◆社会のニーズに応える多様なすまいの提供
少子高齢化の進行や健康寿命の延伸など、社会の変化・ニーズに応える
◆すまいの愛着を育む「コミュニティ形成支援」と「くらしサービス」の提供
・コミュニティ形成支援
安心で豊かなくらしの基盤となるコミュニティ形成を支援する取り組みを推進
・現代のくらし方に合わせたくらしサービスの提供
共働き世帯の増加など、くらし方の変化に伴うニーズに沿ったサービスの提供
・三井不動産グル―プ連携サービスの拡充
グループの総合力を生かし、満足度を向上させるサービスの提供
「パークホームズ月島二丁目」概要
所在地(地番):東京都中央区月島2丁目1702-1
交 通: 都営地下鉄大江戸線「月島」駅徒歩3分
総 戸 数: 46戸
入 居 時 期: 2020年4月中旬(予定)
構造・階数: 鉄筋コンクリート造 地上10階
専 有 面 積: 54.66m2~70.24m2
分譲後の権利形態:敷地は一般定期借地権(転用借地)の準共有、建物は区分所有
施 工 会 社: 村本建設株式会社
管 理 会 社: 三井不動産レジデンシャルサービス株式会社
売 主: 三井不動産レジデンシャル株式会社
スマートロックと連携したオリジナルセキュリティシステムについて
「パークホームズ月島二丁目」では、株式会社シブタニの鍵クラウドサービス「Tebra connect(テブラコネクト)」にセキュリティカメラを組み合わせ、さらに株式会社テンフィートライトのインターフォンアプリケーション「住まうほん」と連携させることで、利便性と安全性の高いセキュリティシステムを構築しています。
(1)遠隔応対の仕組み
「Tebra connect(テブラコネクト)」専用のアプリケーションを通じて、施錠・解錠等の操作を行うことができます。自宅不在時に来訪があった場合は、インターフォンアプリケーション「住まうほん」にて着信が届き、応対をすることができます。このシステムを導入することによって、鍵を持たずに生活ができる、家族や友人の急な来客にも遠隔でスムーズに応対できる、自宅玄関錠の閉め忘れにも対応できる、来訪履歴を確認できるなどのメリットがあります。
(2)制限付き合鍵発行の仕組み
「Tebra connect(テブラコネクト)」専用のアプリケーションを通じて、家族やサービス提供業者のスマートフォンに合鍵を発行することが可能です。これにより、従来必要だった鍵を授受する手間や鍵の紛失リスクが無くなります。合鍵は、日時や回数を制限して発行することも可能なため、家事代行サービスなどの定期的に利用するサービスについては、担当者に予め日時を指定した合鍵を発行することで、共用部や玄関ドアの解錠に応対する手間を減らすことができます。