北星学園大学のロバートJ.トムソン専任講師が国土地理院の「Geoアクティビティコンテスト」で二冠を受賞



北星学園大学(札幌市厚別区)のロバートJ.トムソン専任講師(文学部英文学科)が開設した、北海道のアウトドアルート情報を英語で紹介するウェブサイト「HokkaidoWilds.org」が、国土交通省国土地理院主催の「Geoアクティビティコンテスト」で、電子国土賞および来場者賞を受賞した。同コンテストは、地理空間情報の利活用に関するさまざまな取り組みやサービス、アイディアなどについて展示・発表を行うイベント。「HokkaidoWilds.org」は、トムソン氏の授業で扱っている内容を応用し、地域社会に貢献していることが評価されての受賞となった。




 近年、位置と時間の情報「G空間情報」を活用した製品やサービスは日常生活や経済活動に欠かせないものとなっており、2016年にはG空間情報センターの運用も開始。地理空間情報活用推進基本計画に基づいた「G空間EXPO」も、産学官の連携によって毎年開催されている。
 「Geoアクティビティコンテスト」は「G空間EXPO」内で開催されているもの。今年は全国から応募があったプロジェクトのうち21件が採択され、日本科学未来館(東京都江東区)で11月28日から11月30日まで3日間にわたり公開。一般市民をはじめ、地理空間データを扱う企業や団体などに、国土地理院が提供する地図データの利活用法を披露した。

 トムソン氏は、北星学園大学でデジタルマーケティングやインターネット心理の文化比較、翻訳法の授業などを担当している。このたび受賞した「HokkaidoWilds.org」は、同氏が授業で扱う手法や理論を活用し、「北海道インバウンド旅行者の山岳安全に向けた英語表記地形図(紙地図)の開発」をテーマとして運営している非営利ウェブサイト。北海道のアウトドア(山スキー、登山、自転車、カヌー)のプロモーションや外国人登山者の山岳安全向上を兼ねた英語表記登山用地形図を製作し、無償提供している。

 地形図はPDF形式で、利用者が日本に来る前に自宅のプリンターで印刷することも、来日してからコンビニ等で印刷することも可能。また、海外で人気の地図アプリを利用すれば、スマホでの閲覧ができると同時に、自身の現在地をリアルタイムで確認することもできる。

 同サイトの内容は、ウェブ検索に適した英語コンテンツ作成やウェブを使ったニッチマーケットの開拓、日本語の機械翻訳、高度なデジタルコンテンツやデータの処理、英語話者の外国人(特に欧米豪新の旅行者)が必要とするニーズ重視の情報提供など、同氏の授業で学べるスキル等を応用したもの。コンテストでは、それらの内容による地域社会への貢献が評価されての受賞となった。

■HokkaidoWilds.org(The Hokkaido Wilds)
 https://hokkaidowilds.org

■Geoアクティビティコンテスト
 http://www.g-expo.jp/geocon/

●トムソン専任講師の「研究者VOICE」(インタビュー動画)
 https://entry.hokusei.ac.jp/scholar/tomson/


▼本件に関する問い合わせ先
北星学園大学 IR広報戦略室 広報係
住所:札幌市厚別区大谷地西2丁目3番1号
TEL:011-891-2731
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ホームページ
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資本金
0 万円
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〒004-8631 北海道札幌市厚別区大谷地西2丁目3番1号
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