NTTドコモと乃村工藝社が次世代の新たなコミュニケーション実現に向けて協業開始

~人と人との関係性を可視化する《HUMANIC DOME》をNTTインターコミュニケーション・センター[ICC]に展示~

株式会社NTTドコモ(以下:NTTドコモ)と株式会社乃村工藝社(以下:乃村工藝社)は、次世代コミュニケーションの実現をめざした協業を行うことに合意しました。本協業においてドコモは乃村工藝社グループのイノベーション・ラボラトリー「NOMLAB」と連携し、IoT技術を活用した新たなコミュニケーションの実現に向け、装置の共同開発や空間デザインの共同提案に取り組みプロジェクトを進めてまいります。


<本プロジェクトのめざすゴール>

従来のコミュニケーションは言語や表情などが主な要素となっていますが、それらの情報に加えて感情や身体データなどの「人の内面」の情報をIoTと空間演出によって表現・可視化することで、内面の感情の揺れ動きも共有し、相手とより深く分かり合える次世代コミュニケーションを実現します。これにより、言葉を使わずに相手を理解できるようになったり、距離感が密接でより直観的にコミュニケーションを取ることができる社会をめざします。

本プロジェクトでは次世代コミュニケーションを(1)可視化 (2)相互作用 (3)融合の3つのステップで創造します。






<協業第一弾:《HUMANIC DOME》の共同制作>
協業の第一弾として、インターコミュニケーション・センター [ICC](東京都新宿区)にて2019年11月12日(火)から2019年12月15日(日)まで開催される『リサーチ・コンプレックス NTT R&D @ICC 拡張展示「コミュニケーションの再考」』に、共同で制作した次世代のつながり体験装置《HUMANIC DOME》を出展いたします。https://www.ntticc.or.jp/ja/exhibitions/2019/communication-revisited/





※『リサーチ・コンプレックス NTT R&D @ICC 拡張展示「コミュニケーションの再考」』での展示では、1つのドームを使用し体験者の前にドームに入った人との身体データが表示されます。

NTTドコモと乃村工藝社は今後も、お互いをより深く知るためのコミュニケーション手段をデジタルテクノロジーと空間の融合により実現し、新たなユーザ体験の提供を進めていきます。


次世代の新たなコミュニケーションについて
<コミュニケーションの進化>
伝達手段の移り変わりにより、コミュニケーションは進化してきました。今はスマートフォンを介して誰もが手のひらに膨大なデータを持ち、常に誰かとつながれる便利な世の中になりましたが、NTTドコモと乃村工藝社はより直感的にお互いの内面を深く理解し合える次世代のコミュニケーションの実現をめざしています。文字中心のコミュニケーションだと、お互いの意図が正しく伝わらないことがある現代社会が抱えるコミュニケーションの課題に様々な形でアプローチし、人と人とのつながりの進化を提案していきます。

《HUMANIC DOME》について
1.概要
《HUMANIC DOME》は、現在のコミュニケーションの主な要素である言葉や表情からではなく、身体データをもとに自身の内面の状態を可視化し他者の内面と融合させることで、安心や緊張、共鳴や分離といった、人と人の感情や関係性をドーム内のディスプレイにイメージ映像として映し出す、次世代コミュニケーションが体験できる装置です。





2.システム構成(同時にコミュニケーションする人数分必要となります)
・ドーム型ディスプレイ×1
・センシングチェア×1(環境センサ、姿勢センサ、脈拍センサ、呼吸センサ)

3.体験の流れ
ドーム内に設置したセンシングチェアに座った体験者の呼気、体表面、脳波、姿勢、脈拍、足の動きを測定し、測定したデータを基に安心・緊張の度合いを判定し、ドーム内のディスプレイに天候として映し出します。また、別のドームのセンシングチェアに他の体験者が座ることで、お互いの測定したデータをもとに共鳴・分離の度合いを判定し、それぞれのドームに映し出された天候に変化が生じます。自身の内面をドームに投影することで自分自身を見つめ直し、他人との干渉も客観的に見て体験することが可能です。





4.2社の役割
NTTドコモ: 本システムにおけるセンシングチェア及びIoTアクセス制御エンジンの技術開発
乃村工藝社: 本システムによって抽出されたバイタルデータを可視化し映像を表現するシステムの開発および空間演出


【株式会社NTTドコモについて】https://www.nttdocomo.co.jp/
NTTドコモは「新しいコミュニケーション文化の創造」に向けて個人の能力を最大限に生かし、お客様に心から満足していただけるよりパーソナルなコミュニケーションの確立をめざします。サービス品質の改善をはかり、人にやさしい高度なヒューマンインターフェースをめざした技術開発や、より多彩なサービスの企画 開発を積極的に進めるとともに、より広いエリアでサービスを提供していきます。

【株式会社乃村工藝社について】https://www.nomurakougei.co.jp/
1892年の創業以来、商業施設、ホテル、ワークプレイス、博覧会、博物館などのさまざまな空間の総合プロデュース企業として、全国10拠点を展開し、プランナー、デザイナー、プロダクトディレクターなどの専門職が総計1,000名以上在籍しています。創業から120年以上にわたり培ってきた総合力とデジタルテクノロジーを活かし社会課題の解決につながる空間価値の提供で人びとに「歓びと感動」をお届けしています。

NOMLAB(ノムラボ)について  http://www.nomlab.jp/
Nomura Open Innovation lab。「デジタルイノベーション×場づくり」をテーマに新しい集客創造目指す乃村工藝社グループのイノベーション・ラボラトリー。デジタルテクノロジーと空間の融合により自主開発型のプロトタイプやクライアントワークを手がけ、当社グループのデジタルコミュニケーション領域を開発する専門組織です。
本件に関するお問合わせ先
<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社NTTドコモ R&Dイノベーション本部 サービスイノベーション部
TEL: 03-5156-2124

株式会社乃村工藝社 広報部 岡村 
TEL: 03-5962-4361(広報代表) / E-mail: prs@nomura-g.jp

この企業の関連リリース

この企業の情報

組織名
株式会社乃村工藝社
ホームページ
https://www.nomurakougei.co.jp/
代表者
榎本 修次、 奥本 清孝
資本金
649,700 万円
上場
東証プライム
所在地
〒135-8622 東京都港区台場2丁目3番4号
連絡先
03-5962-1171

検索

人気の記事

カテゴリ

アクセスランキング

  • 週間
  • 月間
  • 機能と特徴
  • Twitter
  • Facebook
  • デジタルPR研究所