共立女子大学・共立女子短期大学(東京都千代田区/学長:川久保 清)は1981年から毎年公開講座を開催しており、毎回さまざまなテーマと切り口で本学の教育・研究成果を広く社会へ向けて発信している。
今回の講座は、多国間国際交渉の様子を高校生と大学生が再現し、各国の首脳たちの言葉から、世界の多様性を学ぶものである。
<講座名>
共立女子大学・共立女子短期大学 公開講座2019
「キャンパス内での多国間国際交渉の再現」
<日 時>
2019年10月26日(土)13時30分~16時30分
<会 場>
共立女子第二中学校高等学校 八王子キャンパス 7号館大講義室
東京都八王子市元八王子町1-710
JR八王子南口バスターミナルからスクールバス運行予定
<内 容>
国際交渉といえば、政治家や外交官が密かに会談し、その内容も保存された外交文書によって数十年後にようやく明らかになるような、一般の人々には縁遠いものという印象があります。そのイメージは間違っていないし、特に二国間外交では互いの国益をめぐって激しい応酬があります。
しかし、国際交渉には、広く一般に向けて議論を起こし、ほぼ世界中の国々が参加して国際的なルールを会議の場で決める多国間交渉もあります。特に有名な例が、地球温暖化対策を話し合う国連気候変動枠組条約締約国会議で、日本も起草に関わった「京都議定書」を覚えている人は多いでしょう。昨年末、ポーランドのカトヴィツェで開かれたのが24回目の会議、COP24であり、今年は25回目の会議、COP25がチリで開催されます。
こうしたさまざまな国がその主張をぶつけ合い交渉することを、一方的な講義でなく、学生に理解してもらう方法がないかと考えたのが、教室における国際交渉の再現というものです。ただし、本格的に交渉するシミュレーション・ゲームは、開発に時間もコストもかかります。私が国際学部の授業で試みたのは、もっとシンプルに、国際会議での首脳たちのスピーチを翻訳、編集したものを学生に配役して音読してもらうことでした。先進国、新興国、途上国、島嶼国などさまざまな立場の首脳たちの言葉から、世界の多様性とグローバルな合意の意味を学ぼうというものです。
今回、これをどのように八王子で再現できるかは、会場と参加者次第ですが、言葉が世界を動かすという実感が伝わればと思います。
<講 師>
共立女子大学国際学部 教授 八十田 博人(やそだ ひろひと)
<受講申込>
【1】Web申込受付フォーム
http://www.kyoritsu-wu.ac.jp/r-social/extension/
【2】FAX・E-mailに下記(1)~(6)の内容を記載のうえご送信ください。
(1)受講希望講座(八王子公開講座) (2)郵便番号・住所 (3)氏名(フリガナ)・性別 (4)年齢 (5)電話番号 (6)メールアドレス
宛先=共立女子大学・共立女子短期大学 公開講座係
FAX=03-3237-2858
E-mail=ka-info@kyoritsu-wu.ac.jp
・申込締切=2019年10月24日(木)(※先着順)
<お問い合わせ先>
共立女子大学・共立女子短期大学 共立アカデミー
TEL=03-3512-9981
<後 援>
八王子市教育委員会
<関連リンク>
●共立女子大学・共立女子短期大学ホームページ
https://www.kyoritsu-wu.ac.jp/
●共立女子第二中学校高等学校ホームページ
https://www.kyoritsu-wu.ac.jp/nichukou/
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/