当社は、従業員の健康管理を経営的な視点で捉え、戦略的な「健康経営」への取り組みを強化するとともに、従業員およびその家族の健康維持・向上を目的として、「みらかグループ健康宣言」を制定いたしましたのでお知らせします。
みらかグループは、企業理念の実現には働く一人ひとりが能力を最大限に発揮することが重要と考え、人事諸制度の統一をはじめ、就労環境の整備に積極的に取り組んでまいりました。
今後はこれまでの取り組みに加え、健康経営の視点も取り入れ、従業員およびその家族が心身ともに健康であることを目指し、様々な施策を進めてまいります。
当グループは、これらの健康経営や働き方改革等を通して、多様な社員が活躍し、新しい価値を創造することができる基盤づくりを総合的に推進してまいります。
【みらかグループ健康宣言】
みらかグループは、健康を志向する企業として、広く社会に貢献するためには、従業員とその家族が心と身体ともに健康であることが何よりも大切であると考えます。
従業員とその家族が健康で豊かな暮らしを育めるように、グループ全社を挙げて健康の保持、増進活動に取り組みます。
【重点施策】
- 4つのケア※1への従業員教育の徹底と健康相談窓口の活用を促進しメンタルヘルス不調の予防、減少、早期発見、早期治療へつなげる。
- 健康診断・ストレスチェックの受診率向上、禁煙活動、健康への啓蒙活動など、健康施策の強化により健康を保持・増進する。
- 業務効率化や棚卸を推進し、残業時間を短縮、計画休暇の取得促進、育児・介護等の支援を強化することで、仕事と家庭の両立を支援する。
※1 厚生労働省が定める「事業場における労働者の心の健康づくりのための指針について」の中でメンタルヘルス対策推進の為に重要とされた4つのケア
(1)セルフケア:労働者自身がストレスに気づき対処すること
(2)ラインケア:管理監督者が職場環境等の改善や個別の指導・相談を行うこと
(3)事業場内産業保健スタッフによるケア:組織内の健康管理担当者により対策すること
(4)事業場外資源によるケア:組織外の専門家や相談機関を活用し対策すること
【主な取り組み】
就業時間内の全面禁煙の実施
2019年10月1日より、国内全てのグループ会社、事業所を対象に、社内での喫煙、および、就業時間内の喫煙を全面的に禁止。また、様々な禁煙サポートプログラムも実施する。
メンタルヘルスケアの促進
従業員に対して、e-learningを用いた教育を実施。また、メンタルヘルスケアの冊子を従業員に配布し、イントラネットにも掲載する。
ストレスチェックに対する取り組み
個人結果に加え、組織分析などから現状を把握し対策を講じる。また、高ストレス者には個別面談を実施し、早期にケアできるように取り組む。
健康診断受診の促進
定期健康診断の受診率向上に加え、健康保険組合を通じて、様々ながん検診を実施し、早期発見によりがんの健康リスク低減にも取り組む。
年次有給休暇の計画的取得の促進
働き方改革関連法案の改正に伴い、有給休暇の計画的付与制度※2を活用し年間10日の有給休暇取得を設定、各職場での業務効率化、協働化を図ることで完全消化を実現する。
健康リスク低減に向けた取り組み
イントラネットにおいて、家庭常備薬を割引価格で購入できるコンテンツを提供する。
イントラネット上に産業医や社外の相談窓口を掲載するなど、誰でも気軽に相談できる環境を提供する。
※2 年10日以上の年次有給休暇が付与される従業員に対して、年5日は会社が時季を指定して計画的に取得させる制度以上