米国のMBAを日本にいながら取得できる「マサチューセッツ大学MBAプログラム」の第12期生吉田知恵さんが、その年の優秀な卒業生3人を表彰する同大学の「Outstanding Student Award 2019」に選ばれました。同プログラムは、社会人の国際資格取得を支援する国際資格の専門校アビタス(本社東京都渋谷区、代表三輪豊明)が2012年にスタートし、これまでに261人の卒業生を輩出しています。卒業生が「Outstanding Student Award」を受賞するのは2人目です。
■
世界中の学生から3人表彰
吉田さんは大手製薬企業勤務。2017年10月にマサチューセッツ大学MBAプログラムに入学しました。在学中、仕事はもちろん、出産も経験しながらも、優秀な成績を収めました。5月に米国ボストンで行われた卒業式に同期生たちと出席し、前日のHooding Ceremonyで表彰されました。吉田さんは「両親や夫、娘もそのパーティーに招待でき、これまでサポートしてくれた家族に感謝の気持ちを伝えることができました。今後、グローバル人材として成長していけるようMBAで学んだことを生かしていきます」と語っています(写真中央)。
吉田さんのほかには今年度、米国の本校から2名が選ばれました。
■
27%が製薬業界、女性比率は33%
アビタスの「マサチューセッツ大学MBAプログラム」は、国際認証AACSBを持つ米国マサチューセッツ州立大学の経営学修士(MBA)プログラムを提供しています。オンラインプログラムのため、日本にいながら、仕事を辞めずに米国のMBAが取得できるとして、製薬業界やIT企業、コンサルティング会社など、世界をリードする幅広い業種の入学生が集っています。女性比率が高いことも特徴で、33%を占めています。
卒業生の中には起業家も登場し、バラエティに富んだ卒業生を集めたアルムナイ(同窓会)=写真=も毎年開催しています。