シングルマザー支援の「株式会社エスママ」設立、 社内新規事業立案制度から事業化へ(ゼネラルパートナーズ100%子会社)

~シングルマザーが笑って暮らせる社会の実現を目指して~

障害者の就労支援を中心にソーシャルビジネスを展開する株式会社ゼネラルパートナーズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:進藤均)は、2019年4月1日(月)に「株式会社エスママ(本社:京都府京都市、代表取締役社長:竹田扶美可)」を設立しました。
エスママは当社の100%子会社であり、社内新規事業立案制度の審査を経て事業化されました。社名の「エス」は「Single」の頭文字である「S」に由来します。エスママ=シングルマザーとその子どもがいつまでも笑って暮らせる社会の実現を目指し、4月22日にはシングルマザー向け情報サイト「エスママwith」をリリース。今後はサイト運用をはじめとした、シングルマザーが抱える困難を解決するビジネスを展開してまいります。




設立の背景
<シングルマザーの抱える経済的・精神的困難>
子育て世帯の9分の1はシンママ、お金の他に「情報」「時間」に格差
2016年11月1日時点で、シングルマザーは子育て世帯の9組に1組、全国に123万2000世帯いると言われています。しかしそのうち7人に1人が生活保護を受給し、相対的貧困率は54.6%に昇ります。就労しているシングルマザーの43.8%がパート・アルバイト契約で働き、平均就労収入は200万円ですが、養育費の受給率は24.3%に留まるのが現状です。(※) このようにシングルマザーは経済的な困難を抱えながら生活し、子育てしています。
またシングルマザーが抱える困難は経済的なものに限りません。一例として、情報と時間の格差による精神的困難があげられます。一人で育てなければいけないと思う責任感や不安、父親がいないことへの後ろめたさ、このような感情は時には子育てへの自信を失わせます。そのように不安や悩みを抱えていても、シングルマザーへの偏見から、自身の置かれている状況を他人に話すことが出来ない方も少なくありません。またシングルマザーは家事、育児、仕事をすべて一人で担う人も多く、自分のための時間が確保できない場合もあります。
このように情報を得にくい、時間を確保しにくいことから、周囲のサポートを得ることができない中で、経済的困難も抱えながら安心して生活をおくることはできません。エスママ代表の竹田自身もシングルマザーであり、一人で子どもを育てる中で困難を感じても周囲との接触を避けてしまう時期がありました。実体験も含めたシングルマザーを取り巻く社会問題が、エスママ設立の背景となっています。


※:「平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果報告(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188147.html)」参照

<事業化・子会社設立に至った経緯>
「社会問題解決」目指す、社内の新規事業立案制度からのスタート
ゼネラルパートナーズでは「ジギョチャレ(現在は「ソーシャルビジネスデザイン」)」という新規事業立案制度が運用されています。「社会問題を解決する事業によって誰もが自分らしくワクワクする人生を目指す」という当社の理念に基づき、社員が新規事業アイデアを提案できる制度です。これまでもパラアスリートやハイクラス層に特化した就労支援サービスや就労後の定着支援サービスが提案され、事業化されてきました。
自身も困難に直面していた竹田ですが、「きっと、シングルマザーを取り巻く環境は昔からそれほど変わっていない。だったら、私が変えるしかない。」と思い立ち、シングルマザー支援事業の準備を始めました。そして2018年に新規事業立案制度の審査を経て事業化が決まり、1年を通して顧客ニーズやビジネスモデルの検証、親子参加型のイベント開催やSNSによる情報発信を行ってきました。

NPO・非営利団体ではなく、株式会社を選択した訳とは?
当初はゼネラルパートナーズのいち事業部として、もしくはNPOや非営利団体での事業展開を視野に入れ活動していました。しかし活動を進める中で「シングルマザー=可哀想」という社会の偏見が未だ根強いことを感じ、このような偏見をなくすためには、新しい形でビジネスとして挑戦していく必要があると考えました。
竹田自身もまだ幼い子どもを抱えるシングルマザーとして、子会社設立という決断は簡単なものではありませんでしたが、「本当に世の中のシングルマザーの在り方を変えるのであれば、生半可な気持ちでやるわけにはいかない」という強い思いのもと、竹田の活動拠点である京都での株式会社エスママ設立に至りました。



「株式会社エスママ」の概要
 商号        :株式会社エスママ
 設立        :2019年4月1日
 代表者氏名     :代表取締役社長 竹田 扶美可
 資本金       :500万円
 事業内容      :シングルマザー向け情報サイト「エスママwith」の運営
 所在地       :京都府京都市下京区鶏鉾町480番地 オフィスワン四条烏丸13階



シングルマザー向け情報サイト「エスママwith」
2019年4月22日(月)にリリースした「エスママwith(https://www.s-mama.jp/)」は、シングルマザーを対象とした情報発信サイトです。主なコンテンツはシングルマザーの体験談を集めた「エスママボイス」と、お役立ち情報を集めた「エスママヒント」。それぞれ仕事や恋愛、お金、手当・支援などのシーン別にカテゴリが分かれており、知りたい情報にアクセスしやすくなっています。
シングルマザーが「わたしらしく」生きるヒントが得られるよう、情報を更新してまいります。

▲「エスママwith」サイトイメージ(左:スマートフォン版、右:PCブラウザ版)


代表・竹田よりメッセージ
「我が子が20歳を迎える日、『今が一番しあわせ』だと思いたい。」
シングルマザーは物理的、精神的に抱えているものが大きいのは確かですが、その一方でたくさんの可能性もあると感じています。その可能性はすべて、「この子を幸せにしたい」という母親の愛情から生まれる活力です。また、これまでの活動を経て多くの支援者にもお会いしてきました。
「幸せになりたい」というエネルギー溢れるママたちがいる、「何かの力になりたい」という心強い支援者がいる、それらの接点を創り出すことで社会は更に明るくなると信じています。
今後はシングルマザーの雇用問題にも取り組んでいきます。

*竹田の日々の活動についてはこちらで更新しています。
【Facebook】 https://www.facebook.com/fumitakefumi?ref=bookmarks
【note】   https://note.mu/fumitake_smama 



■株式会社エスママおよび「エスママwith」に関するお問い合わせ先
株式会社エスママ 竹田扶美可
【電話番号】075-600-2926(受付時間10:00-16:00)
【メール】 info@s-mama.jp 

≪株式会社ゼネラルパートナーズについて≫
障害者専門の人材紹介会社として、2003年に設立。その後、「就職・転職サイト」「障害別の教育・研修事業」「就労困難な障害者による農業生産事業」など、幅広い事業を展開している。2016年10月には障害者アスリートなど、支援の対象もさらに広げており、これまで就職や転職を実現した障害者の数は5000人以上に及ぶ。「誰もが自分らしくワクワクする人生」というビジョンのもと、今後は障害者に限らず、不登校、ひきこもり、LGBTなど様々な不自由を抱える方々のサポートへ、ビジネスの領域を広げていく。

会社名 :株式会社ゼネラルパートナーズ
本社所在地 :〒104-0031 東京都中央区京橋2-4-12 京橋第一生命ビル3F
代表者 :代表取締役社長 進藤 均
設立日   :2003年 4月
業務内容 :障がい者専門の人材紹介事業、求人情報事業、教育・研修事業、農業生産事業、調査・研究機関 など

本件に関するお問合わせ先
株式会社ゼネラルパートナーズ
〒104-0031 東京都中央区京橋2-4-12 京橋第一生命ビル3F
広報担当:山田
TEL:050-3645-6565
FAX:03-3270-6600
Mail:media-pr@generalpartners.co.jp

*PR Tableにて、日々の出来事や創業秘話、社員の仕事への想いなど、ゼネラルパートナーズにまつわる「ストーリー」を更新中!
https://www.pr-table.com/generalpartners

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この企業の情報

組織名
株式会社ゼネラルパートナーズ
ホームページ
http://www.generalpartners.co.jp
代表者
進藤 均
上場
非上場
所在地
〒100-0011 東京都千代田区内幸町2-1-1飯野ビルディング 9 階

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