昭和大学藤が丘病院(神奈川県横浜市/病院長:高橋 寛)は、3月27日に神奈川県警察本部にて、事件現場医療派遣チーム(通称:IMAT※)の運用に関する協定締結式を行いました。
「事件現場医療派遣チームの運用に関する協定」は、事件発生現場またはその周辺で傷病者が発生する可能性がある場合に、神奈川県警察の要請により出動した昭和大学藤が丘病院の医療チームが待機し、傷病者発生時には、現場から医療機関へ救急搬送するまでの間に応急の治療を行い救命率の向上を図ることを目的とするものです。
警視庁、千葉県警察に次いで全国で3例目となり、2019年4月1日から運用が開始されます。
出動要請対象事件は、凶器を使用した人質立てこもり事件、バス・船舶等の乗っ取り事件、その他突発的重要事件などで、医療派遣チームの基本構成は、医師1名、看護師その他の医療従事者2名、計3名の構成です。
医療派遣チームが現場に待機することにより、万が一、傷病者が発生した場合でも、直接現場での高度な応急治療が可能になり、救命率の向上が期待できます。
●語句説明:
IMAT(Incident Medical Assistance Team):重大事件に際し、被害者や容疑者、警察官などに傷病者発生の可能性がある場合、応急処置にあたるためにあらかじめ派遣される医療チームのこと。
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