大阪工業大学(大阪市旭区)情報科学部とロボティクス&デザイン工学部が、小中高生の論理的思考力や課題解決能力の育成を目的に、梅田キャンパスで各学部の特色を生かしたプログラミングワークショップを開催した。
情報科学部では、小学3年生以上を対象とした「ブロックで体験するプログラミング教室」を12月と1月に開催。このイベントは、同学部コンピュータ科学科の情報メディア工学・教育工学研究室(指導教員:中西通雄教授)とプログラミング教育技術研究プロジェクトの学生が主となり、2020年からスタートする小学校でのプログラミング教育の必修化に向けた入門講座の位置づけで年間を通して実施している。
参加した子どもたちは学生の支援のもと、パソコン画面でブロックを組み合わせてロボットカーを走らせるプログラムや、プログラミング言語「JavaScript」を用いて発光ダイオードを光らせるプログラムの製作に取り組んだ。
また、ロボティクス&デザイン工学部では「中高生のためのロボットワークショップ」を、日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門と高槻高等学校と共催で12月に開催した。高槻高等学校の生徒が考えた中高生のロボット技術を向上させるテーマやアイデアを、大阪工業大学と同学会がサポートし、ワークショップとして実現。講師は同学部システム工学科の上田悦子教授が務め、中高生たちはプログラミングの基礎技術を学ぶとともに、LEGO Mindstormsを題材にオリジナルロボットと制御用プログラムを製作し、技術を競い合った。
今後も本学では、学部の特色を生かしたプログラミング学習の機会を小中高生に提供し、論理的思考力や課題解決能力の育成に寄与する。
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