~分かりやすさと利便性を向上し、アジア太平洋地域の開発者を支援~
楽天株式会社(本社: 東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長: 三木谷 浩史、以下「楽天」)と楽天グループの通信会社である楽天コミュニケーションズ株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長:平井 康文、以下「楽天コミュニケーションズ」)は、楽天コミュニケーションズが運営する世界最大規模のAPIマーケットプレイス「Rakuten RapidAPI」を、新たにアジア太平洋(APAC)地域を中心とする、より多くの地域の開発者を支援する「Rakuten RapidAPI 2.0」として、本日よりサービスの提供を開始しました。
2018年7月にサービスを開始した「Rakuten RapidAPI」は、8,000以上の豊富なAPIラインナップを揃え、世界で50万人以上いるといわれる開発者を対象にしたマーケットプレイスです。新しくなった「Rakuten RapidAPI 2.0」は、日本のユーザー向けにUI(ユーザーインターフェイス)・UX(ユーザーエクスペリエンス)を最適化して利便性を高めてきたこれまでの実績をもとに、APACをはじめとする様々な地域の開発者向けにも分かりやすく利便性を高めたUIとすることで、UX向上を図りました。
「Rakuten RapidAPI 2.0」では、機能や開発用途に応じて、より分かりやすいUIにすることで、開発における効率化を支援するという新しいコンセプト「APIコレクション」を掲げています。これにより、登録されたAPIを検索できる「ディスカバリーインターフェイス」を、業界や開発用途、採用事例などのカテゴリー別に分け、APIに関する情報収集を容易にしています。
また、各APIには、「人気度」「レイテンシ(注1)」「正常稼働率」などのパフォーマンスデータが表示されており、より高度な視認性を実現しました。
両社は、「Rakuten RapidAPI 2.0」の提供を通じて、引き続き「APIエコノミー」の拡大を促進し、より多くのイノベーションが生まれる社会の実現を推進してまいります。
■「Rakuten RapidAPI 2.0」の概要と新機能
登録されたAPIを検索できる「ディスカバリーインターフェイス」を、業界や開発用途、採用事例などのカテゴリー別に分け、APIに関する情報収集を容易に。
「人気度」「レイテンシ(注1)」「正常稼働率」などのパフォーマンスデータの視認性も高め、高度なUXを誇るサイトデザインの「Rakuten RapidAPI 2.0」を実現。
■サービス概要
・名称: 「Rakuten RapidAPI 2.0」
・提供開始日: 2018年12月13日(木)
・内容: 開発者向けのAPIマーケットプレイス
・サービスURL:
https://api.rakuten.net/
・対応言語: 日本語・英語
・新機能:
1.APIに関する検索を容易にする「APIコレクション」
開発者は、APIコレクションを通じて、ユースケースや特定の機能で必要とする全てのAPIが
選択可能で、その情報を確認することが可能です。
2.客観的にAPIのパフォーマンスデータを評価可能WEB公開のみに変更
スライディング・タイムウィンドウ(注2)に基づいたAPIの平均レイテンシ、平均成功率を各APIの
概要と併せて表示します。これにより、開発者はパフォーマンスデータも含めた客観的な評価を参考
にし、より迅速に目的に沿ったAPI 選定が可能となります。
3.少ない操作でより多くの情報の入手を実現
「カテゴリー」や「APIコレクション」ごとにラインナップされたAPIにカーソルを合わせ、
人気上位のエンドポイント(注3)や価格プラン、カテゴリー、最終更新日などの追加情報を
ポップアップさせることで、スピーディーな情報収集と開発支援を実現します。
また、各種APIのサンプルレスポンスを購入不要で確認することができます。
(注1)データの入出力における処理時間や、通信における経路上の通信時間など、
特定の処理において発生する時間的な遅延のこと
(注2)通信の高速化を図ったフロー制御の一つで、ウィンドウと呼ばれる概念を設け、
そのウィンドウに空きがある限り、受信側からの応答を待たずに送信側が送信を行なうという
もの
(注3)あるプログラムが外部に公開している機能の所在を示す識別名やネットワーク上のアドレスなど
のこと
■「Rakuten RapidAPI 2.0」の新ディスカバリーインターフェイス画面
<更新された検索画面>
<新規追加されたAPIコレクションおよびポップオーバー>
【楽天コミュニケーションズ株式会社について】
新ビジョン「The New Value Enabler towards our Digital Society 」のもと、従来からの固定系通信サービス(マイライン、IP電話、インターネット接続サービス)に加え、モバイル、クラウドサービスなど今後の「Everything over Digitalization」を見据えたソリューションを提供する楽天グループのICT事業の会社です。IP マーケットプレイス上での音声やデータ、コンテンツやアプリケーションなどの新たな可能性を創出すべく、さらなる事業拡大を目指します。
詳細は
https://comm.rakuten.co.jp/ をご覧ください。
【リリースに関するお問い合わせ】
楽天コミュニケーションズ株式会社 経営企画部
Email: rcomm-pr@mail.rakuten.com
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