関西大学ではこのたび、学生への異文化理解の促進と読書啓発の一環として、『キャプテン翼』翻訳者による講演会を、12月5日(水)14:40から千里山キャンパス総合図書館1階ワークショップエリアにて開催します。
【本件のポイント】
・世界各国で翻訳・放送され、数多くのサッカー選手に影響を与えている『キャプテン翼』
・同作品の原作を尊重したアラビア語翻訳者による制作秘話やカルチャーギャップを紹介
・大手書店の協力体制のもとに推進する読書啓発活動の一環
サッカー漫画『キャプテン翼』は1981年に『週刊少年ジャンプ』で連載が始まり、アニメも日本だけでなく世界中で放送されています。アラブ諸国では『キャプテン・マージド』として親しまれ、放送時間には外で遊んでいた子どもたちが街角から一斉に姿を消すほど人気があります。また、子どもにも分かるように、アラブの世界観や習慣に合わせて手直しされているそうです。
今回の講演会では、『キャプテン翼』の原作を尊重してアラビア語翻訳を手掛けた、カッスーマー・ウバーダ氏を講師として招きます。日本で感じるカルチャーギャップや経験談を織り交ぜながら、翻訳の難しさや楽しさ、母国シリアへの思いや将来の夢についても語っていただきます。
<『キャプテン翼』アラビア語翻訳者による講演会の概要 >
【日 時】12月5日(水)14:40 ~ 16:10
【場 所】関西大学千里山キャンパス 総合図書館1階
ラーニングコモンズ内 ワークショップエリア
吹田市山手町3-3-35(阪急「関大前」駅 徒歩約10分)
【定 員】80名
【講 師】株式会社紀伊國屋書店
Kassoumah Obada(カッスーマー・M・ウバーダ)氏
【演 題】ぼくが『キャプテン翼』をアラビア語に訳しました。 ~多文化共生のススメ~
【主 催】関西大学総合図書館
【関連企画】
『キャプテン・マージド』(『キャプテン翼』のアラビア語版)の現物の他、サッカー、アラビア文化圏、多文化共生、クールジャパンなど様々な切り口の図書展示を開催中。
(総合図書館1階ラーニングコモンズ内 ラーニングエリア 12月22日(土)まで)
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■ 講師プロフィール:Kassoumah Obada(カッスーマー・M・ウバーダ)氏
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1990年シリア・ダマスカス生まれ。
2009年ダマスカス大学日本語学科入学。
2012年来日。2014年東京外国語大学日本語科入学。
2018年卒業。株式会社紀伊國屋書店に入社。
2016年に紀伊國屋書店が企画した『キャプテン翼』のアラビア語への翻訳に従事、第1巻が同年11月26日に発売された。
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■ 『キャプテン翼』作者高橋陽一先生からのメッセージ
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『キャプテン翼』はアラビア語など、外国の言語にも翻訳されて世界的に知られるようになりました。そして、描いた作品が国際的な平和に貢献していると聞きます。自分は漫画を描くことだけに日々集中しています。考えていることは「とにかくいい作品を残す」ということだけですが、これは素直に嬉しいことです。
▼本件の詳細▼
関西大学プレスリリース
http://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/pressrelease/2018/No69.pdf
▼メディア関連の方▼
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【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/