日本イーライリリー株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:パトリック・ジョンソン、以下、日本イーライリリー)は、インスリン治療を50年以上継続されている糖尿病患者さんに敬意を表し顕彰する、第16回「リリー インスリン50年賞」の授賞式を11月7日(水)に開催しました。
第16回となる本年は、過去最多となる合計23名の方が受賞されました。そのうち18名の方が授賞式に参加され、50年以上にわたるインスリン治療の道のりを振り返りながら、家族や主治医など周囲の方々への感謝や、他の糖尿病患者さんへの励ましのメッセージなどを力強くお話されました。受賞者の皆様には、ご本人のお名前を刻印した銀製の特製メダルと、世界糖尿病デーのシンボルカラーである青いバラのコサージュが贈られました。
授賞式には日本糖尿病協会 理事で東京女子医科大学東医療センター 病院長の内潟安子先生、日本糖尿病学会 監事で東京女子医科大学 糖尿病センター 内科 教授の馬場園哲也先生、海老名総合病院 糖尿病センター長で東京女子医科大学 名誉教授の大森安恵先生、日本IDDMネットワーク 専務理事の大村詠一様にご臨席頂きました。
糖尿病と妊娠についてご研究をされてこられた大森安恵先生は「この賞の第1回から授賞式に参加していますが、特に今年は大変多くの方が受賞され、また私にとっても妊娠という深いご縁のある方が5名もおられ、大変感動的な式となりました。過去の受賞者について論文を二つ書きましたが、書きながらそのご苦労を知り幾度泣かされたか分かりません。本日の受賞者の皆様にも多くのご苦労がおありだったかと思います。これから先より一層お元気で過ごされることを信じて詩を贈ります」と述べられ詩をご披露されました。
授賞式で日本イーライリリーの代表取締役社長 パトリック・ジョンソンは、「イーライリリー社は1923年に世界で初めてインスリンを製剤化した企業です。今回糖尿病治療を50年以上続けられている皆様にこのような賞をお届けできることを大変光栄に思い、また皆様の治療継続のご努力に心から敬服いたします。今後も世界中の糖尿病を持つ方々の生活改善に務めてまいります。」と語りました。
日本イーライリリーは今後も、画期的な糖尿病治療薬の研究、開発および情報提供活動に尽力していくとともに、「リリー インスリン50年賞」をはじめとしたサポート活動を通じて、糖尿病と日々闘う患者さんに寄り添い、糖尿病治療におけるベストパートナーを目指してまいります。
※記事全文は、日本イーライリリー株式会社のホームページをご参照下さい。
https://news.lilly.co.jp/
◆「リリー インスリン50年賞」とは
インスリン治療を50年以上継続されている糖尿病患者さんの長年のご努力を称えることを目的に、1974年に米国で始まりました。これまでに米国を中心に世界で14,000名以上の患者さんに授与されています。日本では2003年に表彰を開始し、第16回を迎えた本年度を含めてこれまでに142名の患者さんが同賞を受賞されています。
表彰式は毎年、世界糖尿病デー(11月14日)の前に開催しており、今年は受賞者の皆様に、ご本人のお名前を刻印した銀製の特製メダルと、世界糖尿病デーのシンボルカラーである青いバラのコサージュを贈呈しました。
日本イーライリリーは、「リリー インスリン50年賞」を受賞された患者さんが、インスリン治療を継続する全ての糖尿病患者さんに勇気と希望を与え、治療に前向きに取り組む上での目標となることを願っています。