武蔵野大学工学部数理工学科(東京都江東区有明/学長:西本照真)では、数理工学の力で自然現象や社会現象をモデル化しシステム設計に応用できる人材や、ビッグデータから問題の本質を見抜くデータサイエンティストの育成を目指している。「数理工学コンテスト」は数理工学の普及や数理工学教育の推進に貢献することを目的に毎年開催。昨年は全国から197作品の応募があった。
これまで応募された作品は、物理や化学、生物などの自然科学分野から、日常的な統計やシミュレーションなどバラエティに富んでおり、中高生らしいアイデア、興味関心の幅広さなど、数理工学の汎用性を反映したユニークな内容が多い。
前回の応募作は、シャボン玉や花瓶などの回転曲面、映画館の座席、気候変化と服装変化などの日常生活に潜む数理に迫るテーマ、校歌やカキツバタの美しさなど文化的なテーマのなかに、ドローンの最適化や太陽光発電パネル、奨学金の危険性など、時流に乗ったテーマも増えてきた。
日常生活から面白いアイデアを見つける好奇心、問いを立て、計算やシミュレーションを行ってアイデアを検証していくための行動力で、物事の本質に迫るユニークな作品を募集する。
このコンテストに応募することで、同大AO入試の出願資格ともなる(応募年度不問)。
募集概要は以下の通り。
◆武蔵野大学「第5回 数理工学コンテスト」募集概要◆
【募集テーマ】
身の回りの事項や社会的な問題に対して、
1)数学や物理などの数理的な考え方を用いて数式化を行い、対象や問題の性質を説明する。
2)統計的なデータ分析を行い、問題を解決するための有益な情報を取り出す、あるいは興味深い解析結果を導く。
【募集期間】
2018年11月1日(木)~2019年1月31日(木)消印有効
【募集対象】
中学生・高校生・大学受験生の個人、もしくはグループ
【応募方法・レポート例】
・A4判縦長用紙に横書きで8枚以内(図や表も含む)
・応募登録やレポートの書き方は大学ホームページをご覧ください。
https://www.musashino-u.ac.jp/academics/faculty/engineering/mathematical_engineering/mathematical_engineering_contest.html
【各賞(副賞)】
・最優秀賞(図書カード5万円分)
・優秀賞(図書カード1万円分)
・奨励賞(図書カード5千円分)
【選考委員】
・西本照真(武蔵野大学学長)
・風袋宏幸(武蔵野大学工学部長)
・木下修一(武蔵野大学工学部数理工学科長)
・薩摩順吉(武蔵野大学数理工学センター長)
・西川哲夫(武蔵野大学教授)
・友枝明保(武蔵野大学准教授)
【発 表】
2019年3月上旬
【授賞式】
2019年3月下旬 入賞者・入賞グループを授業式に招待し、選考委員による授賞作品の講評を行う。
【主 催】
武蔵野大学 工学部 数理工学科
【共 催】
武蔵野大学 数理工学センター
◆過去の授賞作品および講評◆
https://www.musashino-u.ac.jp/academics/faculty/engineering/mathematical_engineering/mathematical_engineering_contest.html#LastYearWinners
▼本件に関する問い合わせ先
入試センター事務課
住所:〒135-8181 東京都江東区有明三丁目3番3号
TEL:03-5530-7300
FAX:03-5530-3811
メール:nyushi@musashino-u.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/