清泉女子大学(東京都品川区)は10月18日、同大ラファエラホール食堂で鹿児島県の食材を活用した特別メニュー、鶏飯(けいはん)を限定100食で販売した。
清泉女子大学は鹿児島県と包括連携協定を結んでおり、10月27、28日の両日に開催される秋の学園祭(清泉祭)のプレイベントとして行われた。鶏飯は同県奄美諸島の郷土料理。この日は410円で提供され、午前11時の販売開始から行列ができる人気で、英語英文学科3年の青木夏美さんは「具沢山で食べ応えがあり、鶏肉が柔らかくておいしかった」と満足そう。
当日は、清泉祭実行委員会編集局の学生がデザインしたランチョンマットを学生食堂のトレイに敷き、鹿児島県と清泉祭をPRした。ランチョンマットを制作した文化史学科3年の鹿野愛莉さんは「昨年は旧島津公爵邸竣工100年、今年は明治維新150年という大きな節目の年で、清泉祭実行委員の一員として、コラボ企画に携わることができうれしく思う。多くの方に興味をもってもらいたい」と話す。食材フェアは25日にも行われ、黒豚とんかつが限定100食、410円で提供される。
同大本館は鹿児島県ゆかりの島津公爵邸だった建物。2012年に東京都指定有形文化財に指定されたことから、同県との交流が始まり、今年3月に包括的連携協定を締結した。
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