クアンタム、StorNext 6.2ソフトウェアとNVMe技術で Xcellisスケールアウト・ストレージを強化

SAN / NAS / S3への統合アクセスと優れた管理性を提供する新機能
データ取り込みの10倍高速化によりメディア・ワークフローを加速する統合NVMe技術

日本クアンタムストレージ株式会社(東京都港区、以下、クアンタム)は、Xcellis®スケールアウト・ストレージ・アプライアンスのポートフォリオの大幅強化を発表しました。
  • StorNext® 6.2は、4Kおよび8Kビデオのパフォーマンスを増強するとともに、クラウドベースのワークフローおよびグローバルなコラボレーション環境との統合を強化します。
  • NVMeストレージは、データ取り込みを始めとするメディア・ワークフローのさまざまな側面を大幅に加速します。
これらの機能強化により、Xcellisアプライアンスは、世界中の多数のお客様にとって、リッチ・メディア・コンテンツの取り込み、編集、共有、保存に最適なソリューションとして強化されました。

<業界最高の取り込み性能を拡張するNVMeストレージ>
クアンタムのXcellisアプライアンスは、アプリケーションの要求の高度化やコンテンツの高解像度化に対応する優れた性能を提供し、長年にわたる信頼を得ています。XcellisアプライアンスにNVMeストレージを導入したことで、単一クライアント、キャッシュなしのストリーミング帯域で22GB/sという超高速化が可能になりました。Excelero社のNVMesh®技術をStorNextと組み合わせて活用することにより、グローバル・ネームスペースの複数のクライアントからすべてのデータにアクセスでき、フラッシュベースのリソースへのアクセスと低コストの共有が容易になります。



<SANおよびNASへの最も包括的なアクセス - プロトコルのロックが可能>
プロジェクトの締め切りに間に合わせるためスタッフ間の幅広く綿密な連携を必要とする組織が増えており、ワークフローはオンプレミスからクラウドへと広がりを見せています。そのため、複雑なハイブリッド環境のデータを効率的に管理してアクセスできることが、現代のファイル・システムの必要条件となっています。SAN / NFS / SMBにまたがる共有アクセスのためのクロス・プロトコル・ロック機能の提供により、Xcellisアプライアンスはファイバ・チャネルとイーサネットの両方でコンテンツを共有する必要がある組織に最適なソリューションとなりました。

<S3クラウド対応ワークフローとの統合>
クアンタムでは、StorNext 6.2でXcellisアプライアンスにS3インターフェースを提供し、RESTfulインターフェースに書き込みを行うように設計されたアプリケーションのターゲットとして使用できるようにしました。クラウドへのゲートウェイ、またはWebベースのアプリケーションのS3ターゲットとして、Xcellisアプライアンスを柔軟に使用できます。

<知見を提供し稼働時間を最大化する新しいクラウドベースの監視ツール>
ストレージ環境の複雑化に伴い、ストレージ・リソースを予防的に管理できるパワフルなツールの必要性が高まっています。クアンタムのサポート・チームがお客様の重要な環境要因を監視し、解決までの時間を短縮して最終的に稼働時間を最大化する新しいクラウド型監視ツールにより、Xcellisアプライアンスを管理できるようになりました。Xcellis Webサービス(ポリシー設定、システム構成の調整などをユーザーが行えるサービス)と併用すれば、システム管理が全面的に簡略化/合理化されます。



<マルチサイトのデータ同期の強化>
StorNext 6.2で利用できる強化されたFlexSync®レプリケーション機能では、マルチ階層型ファイル・システムのコンテンツおよびメタデータのローカルまたはリモート・レプリカを作成できます。ハイパフォーマンスシステムと大規模アーカイブの両方でデータを保護でき、単一ディレクトリまたはファイル・システム全体を柔軟に保護することができます。

メディア・アーカイブ強化の機能>
各部署のユーザーにサービスとしてストレージを提供している場合は、ビジネス・プロセスをサポートする追加の管理ツールが不可欠です。StorNext 6.2を使用すれば、管理者は、定義済みで強制力のあるクォータの提供、特定ユーザーに対するサービス・レベル品質の実装、使用済みストレージ容量の簡潔なレポートが可能です。これらの新機能により、大規模メディア・アーカイブの効率的な管理が容易になります。

<提供時期>
新しいS3インターフェースとNVMeストレージ・オプションはどちらも提供を開始しています。本リリースに記載されているStorNextのその他の機能は、2018年12月までに提供開始します。

<支持表明>
Coughlin Group社長、Tom Coughlin氏
「複数の業界、特にメディア&エンターテインメント業界で、ワークフローのクラウドへの移行が進んでおり、クラウドのデータの取り込みと取り出しを効率的に行えるストレージ・ソリューションが必要になっています。StorNextの既存機能を拡張したクアンタムの新製品は、クラウドのメリットを最大限に引き出し、業界の最も近代的なワークフローのためのより効率的な基盤を提供します。」

Excelero社CEO/共同創業者、Lior Gal氏
「4Kが主流になり8Kメディアの普及率が上昇を続けている中で、将来にわたって使い続けられる高性能ストレージの必要性はこれまでになく高まっています。Exceleroとクアンタムは共同で業界ナンバーワンのストレージであるStorNextの機能を拡張し、今後数年間の最も要求の厳しいワークフローの要件をサポートするアプライアンスを提供します。」

クアンタム、プロダクト・マネージメント&グローバル・マーケティング担当VP、Molly Presley
「ニューエコノミーは迅速かつリアルタイムの非構造化データを操作および管理する能力を必要としています。各種フォーマットの高解像度コンテンツの複数ストリームの編集、日々生成される大量の各種情報データ、1台の自律走行車に搭載された多数のセンサーからの膨大なデータなど、今回のXcellisプラットフォームの大幅刷新は、これらの貴重なデータを効率的に維持、管理、保護するためのストレージ基盤を提供します。」

その他資料
クアンタムについて
クアンタムは、スケールアウト階層ストレージ、アーカイブ、データ保護を専門とするリーダー企業です。クアンタムのStorNextプラットフォームは、最先端の高性能ワークフローを支え、シームレスなリアルタイムコラボレーションを可能にするとともに、コンテンツを将来の用途や再マネタイズのため容易に活用できるよう維持します。大規模な行政機関、放送局、研究機関、一般企業を含む10万社以上のお客様がクアンタムを利用して、その最も過酷なコンテンツワークフローのニーズを満たしています。クアンタムを利用されるお客様は、インジェストからフィニッシング、配信、長期保管まで資産の管理に必要とされる包括的なストレージプラットフォームを手にすることになります。詳細は、http://www.quantum.com/jp/customerstories をご覧ください。

お問い合わせ
日本クアンタムストレージ株式会社 (http://www.quantum.com/jp/
email: japan_info@quantum.com
Tel: 03-4360-9255(代表)

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この企業の情報

組織名
日本クアンタムストレージ株式会社
ホームページ
https://www.quantum.com/ja/
代表者
マクドナルド・ グレゴリー・ジェー
資本金
4,000 万円
上場
海外市場
所在地
〒107-0051 東京都港区元赤坂1-2-7赤坂Kタワー4階
連絡先
03-6890-3038

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