岐阜聖徳学園大学(岐阜県岐阜市)は9月1日(土)から、(株)エーアイシステムサービス(愛知県豊田市)の緊急地震速報システム「Ai-SYSTEM」を導入。これにより、羽島キャンパス・岐阜キャンパスで震度5弱以上が予測された場合、防災放送設備が自動的に起動し、室内放送を通じて学生・教職員に地震の発生を知らせることができる。大きな揺れが来る前に迅速な避難を促す。
緊急地震速報システム「Ai-SYSTEM」は、地震発生後に気象庁が配信する震源位置や地震規模(マグニチュード)などの情報を基に、震度と地震波の到達時刻を計算し予想するもの。専門家が地盤を判読するため、その地域にあった高度な震度を予測することができる。提供元の(株)エーアイシステムサービスは愛知工業大学のベンチャー企業で、製品には同大地域防災研究センターの研究成果が活用されている。
システムの導入により、岐阜聖徳学園大学のそれぞれのキャンパスで震度5弱以上と予想されると、防災放送設備が自動的に起動。全学一斉に報知音が2秒間2回鳴り、続いて「地震です。身を守ってください」という緊急放送が流れる。なお、この放送は、高校時代に放送部に所属していた同大外国語学部学生による録音アナウンスである。
同大では、毎年避難訓練も実施しており、地震災害から身を守るために全学で取り組んでいる。羽島・岐阜の両キャンパスには防災グッズや保存食を備えており、特に羽島キャンパス体育館は岐阜市の避難所に指定されている。
●参考リンク
(株)エーアイシステムサービス
http://ai-ss.jp/
▼本件に関する問い合わせ先
岐阜聖徳学園大学 庶務課
TEL: 058-279-0804
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/