企業30社、LGBT学生500、就労支援者が参加見込み
主催:認定NPO法人ReBit、後援:東京大学、日本経済団体連合会、日本労働組合総連合会、文京区、
認定特別非営利活動法人ReBit(りびっと)(東京都新宿区、代表理事藥師実芳)は、LGBTをはじめとする性的マイノリティの就活生および求職者を主な対象とした、日本最大規模のLGBTの就活・就労について考えるカンファレンス「RAINBOW CROSSING TOKYO 2018 (レインボー クロッシング 東京 2018)」の参加申し込み受付を開始いたしました。
※イベント公式HP:
http://lgbtcareer.org/rainbowcrossing/
「RAINBOW CROSSING TOKYO 2018」とは、自分らしく働きたいと願う性的マイノリティなどの学生・就活生・求職者と、多様なバックブラウンドをもつ全ての従業員にとって働きやすい職場環境を作りたいと考える企業、求職者と企業を繋ぐ就労支援者、そして行政や学校など、求職・就労に関わる全てのセクターが様々なコンテンツを通じた交流や、意見交換を行うイベントです。今年は、2016年、2017年に引き続き3回目の開催で、昨年は企業担当者、学生などあわせて全国から800人が参加しました。
「RAINBOW CROSSING TOKYO 2018」開催概要
日時:2018年10月21日(日)9:45-18:00 ※途中入退場自由
場所:東京大学(安田講堂・御殿下記念館)
主催:認定特定非営利活動法人ReBit(りびっと)
参加費:無料(※要申し込み)
申し込み:第一部、第二部ともに
http://lgbtcareer.org/rainbowcrossing/よりお申し込みください
■第一部:キーノートセッション(9:45~12:30(9:30開場)(予定)・東京大学 安田講堂)
「誰もが自分らしくはたらく」ことについて、課題や取り組みを知る講演会です。
・ILO駐日代表田口晶子氏によるキーノートスピーチ
・LGBTの就活や就労支援における調査報告
・企業担当者によるパネルディスカッション
■第二部:ダイアローグ(13:30~18:00 (13:00開場)(予定)・東京大学 御殿下記念館)
各ブースを訪問し、「誰もが自分らしくはたらく」未来に向け、各ブースにて対話を行います。
・出展企業のLGBTやダイバーシティへの取り組みを知るブース
・大学、行政での就労支援体制について知るブース
・LGBT の社会人たちと交流し、キャリアについて考えるブース
・働きやすい職場について参加者と意見交換をするブース
・自分らしいスーツやメークを試すブース
■参加企業
株式会社丸井グループ、ソニー株式会社、LGBTファイナンス、アクセンチュア株式会社、ギャップジャパン株式会社、株式会社資生堂、ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループ、ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社、グーグル合同会社、日本電信電話株式会社、株式会社ラッシュジャパン、日本電気株式会社、日本航空株式会社、武田薬品工業株式会社、東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)、EY Japan、BLOOMBERG L.P.、日本マイクロソフト株式会社、他
※随時公式ホームページにてお知らせいたします。
■LGBTの就活生の現状
2017年3月卒の就活生は43万人を超えるといわれており(*1)、国内人口の約7.6%(*2)といわれるLGBT(同性愛者や性同一性障害者などの性的マイノリティ)の新卒就活生は3万人以上と想定できます。しかし現状では、「履歴書など、男女欄どっちに丸をつけていいかわからず、就活のスタート地点にすら立てない」「職場に理解がないのでは…と思うため、カミングアウトすることが不安」「就職面接でカミングアウトしたら帰れと言われた」など、トランスジェンダーの約70%、同性愛者や両性愛者の約44%が求職時にセクシュアリティ(性の在り方)に由来した困難を感じるといいます(*3)。その原因として、働くLGBTのロールモデルが可視化されていないことや、職場や就労支援機関の理解が可視化されていないことがあげられます。
*1: 厚生労働省「平成27年度 大学等卒業予定者の就職内定状況調査」より *2: 2015年度電通総研ダイバーシティーラボ調べより
*3: 2016 特定非営利活動法人虹色ダイバーシティ、国際基督教大学ジェンダー研究センター 調査より
■認定特定非営利活動法人ReBit(りびっと)代表理事 藥師実芳(やくしみか・28歳)のコメント
私自身トランスジェンダーであることで、就職活動の際、自分らしく安全に働ける職場についての情報が見つけられなかったり、働くLGBTのロールモデルが見えなかったり、相談できる場所がないことで、とても不安でした。「RAINBOW CROSSING TOKYO 2018」の開催を通じて、学生・就活生・求職者、企業、就労支援者、学校関係者など就労に関わる全セクターが意見・取り組みを共有することで、LGBTにとっても納得感のある職業選択や企業の受け入れ態勢強化につなげ、セクシュアリティに関わらず就業・職業選択ができる社会の実現を願っています。
認定特定非営利活動法人ReBit(りびっと)について
2009年12月、学生団体として設立。大学生を中心に若者世代約500名が活動するNPO法人(代表理事藥師実芳、2014年3月認可)。LGBTを含めたすべての子どもがありのままの自分でオトナになれる社会の実現を目指して子ども向け、保護者向け、教職員向けなど、小学校~大学、教育委員会などへの出張授業、企業と提携したセミナーなどを開催。これまでに全国の各種学校・教育委員会などで、生徒・教職員などを対象に、現在まで約650回、約5.5万人に向け授業・研修を実施しています。2011年度より全国15カ所で 「LGBT成人式」を実施(世田谷区・世田谷区教育委員会の後援)、2013年度より「LGBT就活」(就活生支援事業)実施。
・ReBit公式HP:
http://rebitlgbt.org
・LGBT就活公式HP:
http://www.lgbtcareer.org/
※このリリースは虹色PRパートナーが配信しています。
http://www.prap.co.jp/service/pr_method/method16.html
■虹色PRパートナーについて
虹色PRパートナーは、特定非営利法人虹色ダイバーシティと株式会社プラップジャパンによる共同プロジェクトです。LGBTなどの性的マイノリティがいきいきと働ける職場づくりのための調査・講演・コンサルティングなどを行う虹色ダイバーシティと、広報・PRの支援・コンサルティング事業を通して社会・文化の発展に寄与するプラップジャパンの強みを生かし、様々な企業や団体の、LGBTなどの性的マイノリティに関連するコミュニケーション上の課題を解決することで、よりよい社会づくりに貢献することを目指します。
- 本件に関するお問合わせ先
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認定特定非営利活動法人ReBit
TEL: 03-6278-9909 / MAIL:career@rebitlgbt.org