日本クアンタムストレージ株式会社（東京都港区、以下、クアンタム）は、ランサムウェアに対するオフライン保護のためにVeeam環境でテープ・バックアップの調達、インストール、構成および作成が容易に行えるように設計された、新しいコンバージド・テープ・アプライアンスの提供開始を発表しました。このソリューションは、単一SKUとして提供され、Veeamバックアップに最適なテープ・ライブラリ・プラットフォームの購入と実装を容易にします。

＜テープの新たな役割：オフラインのランサムウェア対策＞
新しいコンバージド・テープ・アプライアンスは、ランサムウェア対策をお探しのお客様に最適です。ランサムウェアは10億ドル規模のビジネスに成長し、過去3年間で攻撃は飛躍的に増加しています。「オフライン」ストレージ媒体であるテープに格納されたデータはネットワークと物理的に接続していないため、ランサムウェアやマルウェアに対する効果的な防衛策となります。ベストプラクティスのデータ保護戦略の一環としてテープを使用することで破損していないデータの復元が可能になり、業務の中断を最小限に抑えます。

＜Veeam環境へのテープの統合を容易化＞
これまで、Veeam Backup and Replicationでテープ・バックアップを作成するには、Veeamテープ・サーバーをホストする専用の外部物理サーバーが必要でした。 クアンタムは、Scalar i3テープ・ライブラリ・プラットフォームに直接、ブレード・サーバーを構築することで、この問題を解消しました。この方法では、専用外部サーバーのサイズ調整、構成、調達およびセットアップが不要なため、エンドユーザーはVeeam環境で容易にテープ・バックアップを作成可能ででき、複雑な作業を行うことなくランサムウェア対策にテープを利用できます。コンバージド・アプライアンスは単一ライン・アイテムSKUとして提供されるので、VARやディストリビューターにとっても、顧客へのシンプルなワンストップ・ソリューションの提供が容易になります。

＜クアンタムのVeeam統合の歴史を継続＞
クアンタムのコンバージド・テープ・アプライアンスはVeeam統合の歴史を継続しています。クアンタムのソリューションは、ディスクとテープのユニークな組み合わせによって、Veeam環境にハイパー・アベイラビリティ・ストレージ・ソリューションを提供します。 クアンタムのDXi重複排除アプライアンスでは、Veeam統合を導入し、DXiアプライアンスからのファイル、アプリケーションおよび仮想サーバーの復元を支援するVeeam Data Moverを組み込んでいます。Veeamの機能を補完するクアンタムのハイブリッド・ストレージ、重複排除アプライアンス、オブジェクト・ストレージおよびテープからなるマルチ階層型ストレージ・ポートフォリオが最新のVeeam Availability Suiteで導入されています。この組み合わせは、コストと性能の両面でお客様の幅広い実装のニーズに応えるため、カスタマイズされたデータ保護ソリューションを提供するように設計されています。

＜価格と提供時期＞
Veeam環境向けコンバージド・テープ・アプライアンスの販売を開始しています。価格などの詳細は、当社販売パートナーにお問い合わせください。

＜支持表明＞
Prescriptive Data Solutions社長、Terry Murray氏
「当社のお客様は仮想マシンの保護に関してシンプルさを重視しており、ランサムウェアに対抗する重要ツールとして、テープの認識が高まっています。クアンタムのコンバージド・テープ・アプライアンスは、Veeam環境におけるテープのインストール、構成および使用を容易にし、Veeam Backup and Replicationソフトウェアを完全に補完するものです。」

Veeam社グローバル・アライアンス・アーキテクチャ担当副社長、Ken Ringdahl氏
「テープは、マルウェア対策のオフライン・ストレージ・コピーとして重要な役割を果たし続けています。これは、当社のお客様に「3-2-1」保護戦略の一環としてハイパー・アベイラビリティを提供する方法の一部になっています。クアンタムのコンバージド・テープ・アプライアンスは、Veeam環境におけるテープ・バックアップの作成と復元を容易にし、相互のお客様がテープへの投資を有効に活用できるようにします。

クアンタム、プロダクト・マネージメント&グローバル・マーケティング担当VP、Molly Presley
「クアンタムとVeeamは、仮想環境においてランサムウェア攻撃の脅威への不安を取り除くテープ・ソリューションの実装を容易にするため、協働しています。 データのオフライン・コピーをオンプレミスで保管することは、マルウェアを阻止するベストな方法です。」

＜その他資料＞

• Veeam向けの新しいコンバージド・テープ・アプライアンスの詳細：https://www.quantum.com/en/products/converged-tape-veeam
• 未来のインフラストラクチャにおけるテープの役割に関するVeeamとクアンタムのエキスパートによるオンラインセミナー：https://www.brighttalk.com/webcast/13139/330192?utm_source=Quantum&utm_medium=brighttalk&utm_campaign=330192

クアンタムについて
クアンタムは、スケールアウト階層ストレージ、アーカイブ、データ保護を専門とするリーダー企業です。クアンタムのStorNextプラットフォームは、最先端の高性能ワークフローを支え、シームレスなリアルタイムコラボレーションを可能にするとともに、コンテンツを将来の用途や再マネタイズのため容易に活用できるよう維持します。大規模な行政機関、放送局、研究機関、一般企業を含む10万社以上のお客様がクアンタムを利用して、その最も過酷なコンテンツワークフローのニーズを満たしています。クアンタムを利用されるお客様は、インジェストからフィニッシング、配送、長期保管まで資産の管理に必要とされる包括的なストレージプラットフォームを手にすることになります。詳細は、http://www.quantum.com/jp/customerstories をご覧ください。

お問い合わせ
日本クアンタムストレージ株式会社 （http://www.quantum.com/jp/）
email: japan_info@quantum.com
Tel: 03-4360-9255（代表）