武蔵大学(東京都練馬区/学長 山嵜哲哉)は、社会実践プロジェクトの一つ「ACプロジェクト」において毎年、学内コンテストで選抜された作品を「ACジャパン広告学生賞」(公益社団法人ACジャパン主催)へ応募しています。2017年度は社会学部メディア社会学科2年生のチームによる作品『まだ食べられるのに』が優秀賞を受賞。日本における食品の大量廃棄の現状を映像で表現しました。本学社会実践プロジェクトの作品が入賞したのは10年連続となります。
第14回「ACジャパン広告学生賞」優秀賞 受賞作品について
■作品名:『まだ食べられるのに』
■制作スタッフ:社会学部メディア社会学科2年生/中別府亮太、越南亜美花、引場碧、平岩佑紀香
Q1.このテーマを選んだ理由は何ですか。
コンビニやスーパーで節分の時期に売られていた恵方巻きが、大量に廃棄されていたのをニュースで見て、食品ロスを知りました。そして一人あたりの排出量は日本が最も多いことを初めて知りました。企業だけでなく消費者が意識することも必要だと感じ、まず日本のこの現状を知ってもらいたいという意図でこのテーマを取り上げました。
Q2.作品にどんなメッセージを込めましたか。
日本では年間を通して様々な季節行事が定着しており、イベントがたくさんあって楽しい反面、その裏には大量廃棄などの問題があるということです。シンプルに伝えるために、視覚的に入ってきやすい映像や、表現を心がけました。
Q3.制作中のエピソードについて教えてください。
作品制作中のエピソードとしてはみんなで食べたケーキが印象的でした。CMに使われた食べ物は撮影後、チームのメンバーで食べました。潰れたケーキをみんなで食べるというのは新鮮でしたが、味に変わりはありませんでした。
Q4.受賞の感想をお願いします。
こうした賞を頂けるとは思っていなかったので、連絡が来たときは驚きました。撮影や準備に時間がかかった作品なので結果を残せたのはとても嬉しいです。チーム内でのアドバイスや協力に感謝しています。
(コメント:チーム代表・中別府亮太)
社会実践プロジェクトとは?
武蔵大学が学生の自主活動を支援する授業外のプロジェクトです。学生が主体となって企画・立案し、ゼミで学んだことを実践。単に社会と関わるというスタンスを越えて、社会に向けて自らの知見や主張を積極的に発信していこうという想いで活動しています。
【過去の受賞作品(テレビCM部門)】
■第13回〈優秀賞〉受賞作品『ジョーカー』
■第12回〈奨励賞〉受賞作品『それって、どう感じる?』
■第11回〈奨励賞〉受賞作品『言葉≦365』
■第10回〈奨励賞〉受賞作品『ヒーロー』
■第9回〈最優秀表現技術賞〉受賞作品『きみの「助けて」を待っているよ。』
■第8回〈奨励賞〉受賞作品『手は思いを伝える』
■第7回〈奨励賞〉受賞作品『「すいません」より「ありがとう」を』
■第6回〈優秀賞〉受賞作品『他人(ひと)への気配りできてますか?』
■第5回〈奨励賞〉受賞作品『孤食』
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