ホテル椿山荘東京(東京都文京区・総支配人:和泉 浩)は、「世界をもてなす、日本がある。」をコンセプトに国内外から多くのお客様をお迎えいたしております。
ロビーには、日本が誇る伝統工芸品を展示し、お迎えする国内外の方に、あらためて日本の持つ美の心や技術に触れていただく機会を創出いたしております。
ちょうどホテル椿山荘東京の庭園に、約100種1,000本の椿が順に咲き始める頃、このロビー展示も美しい椿が花を開きます。
美しい赤絵と自然の一瞬を捉える絵付けとの組み合わせという新境地を切り開いたことで脚光を浴びている望月集氏の「椿図大角鉢」を展示いたします。
常緑の魅力からでしょうか、古から神の宿る木と言われたりまた一方で吉祥の意味と共に身近に愛されてきた椿の木。その花の満開の頃、木々の中に身を置き想い感じた魅力を意匠化し作品に表現してみました。作者 望月集氏からも、庭園の椿の花と共に屋内にも満開に咲いたこの大皿を愉しんでいただけたらとお言葉をいただいております。
■望月 集 「椿図大角鉢」展示
■ホテルロビーにて
日時:~2018年1月31日まで
展示内容:望月 集
「椿図大角鉢(つばきずおおかくばち)」
縦44.5×横46.7×高9.0cm / 2013年制作
496,800円(消費税込み)
ホテル椿山荘東京庭園:
既に南北朝時代には椿が自生する景勝の地として「つばきやま」と呼ばれ人々に親しまれていました。明治時代に入ると、元勲 山縣有朋がこの地の美しさに魅了され、庭園と邸宅を創り「椿山荘」と命名しました。これがホテルの名称の由来です。ダイナミックな椿の絵付けの大角鉢とともに、約100種1,000本のさまざまな椿も庭園にてお楽しみください。
望月 集
1960年 東京都に生まれる
1986年 東京藝術大学大学院美術研究科
陶芸専攻修了
2015年 陶美展 奨励賞 花文鉢「椿」
伝統工芸陶芸部会展
日本工芸会賞 花文皿「椿」