日本工業大学は12月23日(土)に「第11回マイクロロボットコンテスト高校生大会」を開催。1インチ(2.54cm)角の自作マイクロロボットがさまざまなコースを走行し、タイムを競う。マイクロ化による省エネ、省資源などエコロジー関連技術の向上にも寄与する。
このコンテストに出場するマイクロロボットはわずか1インチ(2.54cm)角の大きさだが、CPUやバッテリーを搭載し、従来の数10cmのロボットに匹敵する機能を持っている。
競技内容としては、定められた周回コースをこのロボットに自立的に走行させ、1周の周回走行時間(ラップタイム)を競うというスタイル。走行競技用のグランドはA2用紙(約40×60cm)程度で、机やテーブルの上で気軽に試走できる。
ロボットの構成材料も実習等で余った端材で製作が可能で、マイクロ化により省エネルギー、省資源を目指すエコロジーなロボットコンテストでもある。こうした点が評価され、全国工業高等学校長協会ジュニアマイスター顕彰の対象コンテストにも認定されている。
同コンテストは、学園創立100周年行事の一環として2007年より毎年実施されている。ロボット工学、マイクロ・ナノテクノロジー、環境問題などが考慮されたコンテストということで、高校関係者を中心に問い合わせが多く、今年も今年も200台以上のロボットの出場が予定されている。
■開催日: 12月23日(土)
■開催場所: 日本工業大学 宮代キャンパス 学友会館ホール(観覧無料)
●マイクロロボコンWEBサイト
http://ise.nit.ac.jp/mrc.html
▼本件に関する問い合わせ先
日本工業大学 総務部広報室
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