岐阜聖徳学園大学(岐阜市柳津町)は12月6日に、羽島キャンパスの所在する岐阜市柳津町高桑自治会との合同防災訓練を実施した。同大の体育館は岐阜市の指定避難場所となっており、当日は施設や備品の確認のほか、避難生活の精神的ストレスを回避するためのレクリエーションなどが行われた。
今回の訓練は、災害時に避難場所として総合体育館を開放し、地域の住民の方が避難したケースを想定して行われた。
当日は避難生活の精神的ストレスを回避するためのレクリエーション体験などを行い、地域住民をはじめ、岐阜市・岐南町職員、学生や教職員ら約50名が災害対応などへの理解を深めた。
レクリエーションでは、カーリングを手軽に楽しめるよう開発されたスウェーデン発祥のスポーツである「ユニカール」や、日本レクリエーション協会が開発した「ラダーゲッター」を体験した。避難時にレクリエーションを行うことは、心のケアのほか、エコノミークラス症候群対策にもなるという。
また、幅広い世代で楽しめる頭脳スポーツである、東南アジアのボードゲーム「マンカラ」も体験した。その後、地域住民との意見交換会を行い、地域の現状や住民からの要望を把握する場も設けた。
同大学は、平成28年3月に岐阜市と包括連携協定を締結。同29年4月には岐阜県岐南町との包括的連携に関する協定を締結して、近隣地域と共に地域課題の解決に努めている。
体育館は岐阜市の避難所に指定されており、収容規模は約600人。水や保存食のほか、簡易トイレ(2000回分)など防災用品を備蓄している。
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岐阜聖徳学園大学 広報課
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