岐阜聖徳学園大学は2018年1月20日(土)、羽島キャンパス(岐阜県岐阜市)で「学校防災シンポジウム2018 学校が避難所になるとき」(共催:愛知工業大学)を開催する。当日は、2014年の広島土砂災害時に避難所運営を経験した広島市立梅林小学校の中西浩二校長による基調講演のほか、愛知県と岐阜県の学校の防災活動について紹介。それらを踏まえてパネルディスカッションと質疑応答を行う。参加費無料、要事前申し込み。
近年、自然災害により学校が地域の避難所となる場合が数多くあり、学校には、子どもたちの身を守ることに加え、地域住民らと連携した円滑な避難所運営も求められることになる。また同時に、授業を再開するための取り組みも必要になるなど学校にとって必要な防災対策は多岐にわたり、学校現場では「一体何から手をつけたら良いのかわからない」といった声もあがっている。
今回のシンポジウムは、実際の自然災害時に避難所となった学校の事例と、先進的な学校防災活動の取り組み事例を学び、学校がどのような対策をしておくべきなのか、あるいは対策ができるのかを考えようとするもの。
基調講演には、2014年の広島土砂災害時に避難所運営を経験した、広島市立梅林小学校の中西浩二校長を招き「広島土砂災害における学校対応の実際~避難所運営・授業再開の経験を通して~」と題して講演を行う。
また事例紹介では、小学校(愛知県)、中学校(岐阜県)、高校(岐阜県)の教員が各校における避難所運営をはじめとする防災活動の取り組み事例を紹介。これらを踏まえ、パネルディスカッションでは、これからの学校に求められる防災対策や防災活動のあり方について議論する。概要は下記の通り。
◆「学校防災シンポジウム2018 学校が避難所になるとき」概要
【日 時】 2018年1月20日(土)12:50~16:00(開場12:20)
【会 場】
岐阜聖徳学園大学羽島キャンパス 9号館9105講義室
(岐阜県岐阜市柳津町高桑西一丁目1番地)
【プログラム】
・基調講演
「広島土砂災害における学校対応の実際~避難所運営・授業再開の経験を通して~」
中西浩二(広島市立梅林小学校 校長)
・事例紹介
「学校・地域・関係機関が連携した防災活動~5年目を迎えて~」
近藤嗣郎(岡崎市立常磐東小学校 校長)
「たからの子の防災教育」
中切幹男(高山市立北稜中学校 校長)
「小中高と地域が連携した防災訓練の実践~高校がはたす役割とは~」
宮川純一(岐阜聖徳学園高等学校 教諭)
・パネルディスカッション&質疑応答
【参加費】無料
【申し込み】
下記URLから登録
https://goo.gl/forms/6V2FrpKt8e7wwFvl1
または申込書(チラシ裏面)に必要事項を記入のうえFAXまたは同じ項目を電子メールで送信
・FAX:058-229-6001
・メール:sdp120〔at〕kohmura.co.jp(〔at〕を@に変更してください)
【申込期限】 2018年1月10日(水)
【主 催】 岐阜聖徳学園大学
【共 催】 愛知工業大学
▼本件に関する問合せ先
E-mail: bosaisymposium@gifu.shotoku.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/