介護者の心理から「仕事と介護の両立がしやすい職場」を考える
ノバルティス ファーマ株式会社は、介護の日(11月11日、厚生労働省制定)を前に、11月8日(水)に仕事と介護の両立を考えるオープン・ワークショップ「Life for carer」を下記のとおり開催いたします。
■日時:2017年11月8日(水)18:30 ~ 20:30(受付開始 18:00)
■費用:
無料(当日は軽食をご用意いたします)
■会場:フクラシア丸の内オアゾ Room-A
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-6-4 丸の内北口ビルディング16 階
JR 「東京」駅丸の内北口すぐ
東京メトロ丸ノ内線「東京」駅直結・東西線「大手町」駅直結
■対象:企業の経営者・人事労務担当者、および職場の管理・監督者
仕事をしながら介護をしている方
仕事と介護の両立に興味がある方
■定員:120名(以下の「LifeforCarer」ウェブサイトからお申し込みください)
http://www.lifeforcarer.com/second_event/
■主催:ノバルティスファーマ株式会社
■協力:がんばらない介護生活を考える会
いま日本では、家族の介護等を理由に離職・転職する人が年間10万人に達しています*。そのうちの多くが40・50歳代で、企業において中核を担う世代です。今後より一層深刻化するこの介護離職の問題に対し、いま企業には、一体どのような「仕事と介護の両立支援」が求められているのでしょうか。
介護は、個人の状況によって必要な時間や労力、役割などが多様であり、また敢えて公表していない人も多く、その実態を把握することが難しい状況です。しかしながら、仕事と介護が両立しやすい職場をつくる視点は、企業にとって不可欠になってきています。両立を支援する制度も必要ですが、“両立のしやすさ”には、介護しながら働く人の気持ちや心理も大切な要素となります。
第2回となる今回のワークショップでは、介護しながら働く人や職場の同僚/上司の「心理」を理解/共有しながら、仕事と介護の両立がしやすい職場について考えていきます。企業が取り組んでいくべき制度・しくみ・風土作りや、介護に対し何らかの接点を持って働いている人たちの働き方へのヒントを見つけられればと思います。
※Carer(ケアラー)とは、身近で介護・看護(ケア)する人のことです。
《司会》
町 亞聖 氏
フリーアナウンサー。元日本テレビアナウンサー、報道局記者、キャスター。10年間にわたって母の介護を続けてきた。その母と、父をがんで亡くした経験から、医療を自身の生涯のテーマとして取材活動を続けている。「十年介護」(小学館)著。
《基調講演》
菊地 加奈子 氏
特定社会保険労務士、株式会社ワーク・イノベーション代表取締役、中央介護プランナー。企業の介護分野における両立支援において講演やコンサルティングを行う。2014年東京労働相談情報センター主催、介護離職防止セミナー講師。
《講演》
別府 明子 氏
カウンセラー、品川区行動計画推進会議学識経験委員、NPO法人トータルライフサポート相談員、がんばらない介護生活を考える会委員。介護をする人の心理・メンタルケアをテーマとして、全国の介護施設などで多数の講演を行なう。
【プログラム】
1.開会挨拶
2.基調講演
「介護者を離職者にしないために~社員目線の制度づくり・風土づくり~」
菊地 加奈子 氏
3.講演
「介護しながら働く人の心」
別府 明子 氏
4.仕事と介護の両立に関する意識調査結果のご報告
ノバルティスファーマ株式会社
‐仕事と介護の両立に対する思い
‐介護に関する職場環境
‐職場の同僚や上司の気持ち他
5.働きながら介護する人の体験談
◆町 亞聖 さんのケース他
6.パネルディスカッション
モデレーター:町 亞聖 氏
パネリスト:菊地 加奈子 氏・別府 明子 氏
他、実際に働きながら介護をしている方
◆介護と両立しやすい職場とは
‐働きながら介護をする人が職場で感じる心のギャップ
‐上司や同僚など職場の人との関係性
‐職場風土
‐利用しやすい制度と利用しづらい制度
‐介護者が企業や職場に求めるもの/ 求められるもの
7.Q&A
8.閉会挨拶
※講演内容やディスカッションテーマに関しては、変更になる場合がございます。
■ノバルティス ファーマ株式会社について
ノバルティス ファーマ株式会社は、スイス・バーゼル市に本拠を置くヘルスケアにおける世界的リーダー、ノバルティスの医薬品部門の日本法人です。ノバルティス グループ全体の2016年の売上高は485億米ドル、研究開発費は90億米ドルでした。ノバルティスは約119,000人の社員を擁しており、世界150カ国以上で製品が販売されています。詳細はホームページをご覧ください。