日本経済大学東京渋谷キャンパスは8月、大学院に「エンターテインメントビジネス研究所」(所長:石松 宏和)を開設。わが国を代表する文化発信都市・渋谷から、同ビジネスに関する最先端の研究活動を展開している。拡大傾向にあるエンターテインメント市場に対し、経営学の視点から研究を行う研究機関は世界的に見ても珍しい。
近年、音楽ライブやフェスなどの活況に見られるように、エンターテインメント市場は拡大傾向にある。その半面、エンターテインメントを経営学の視点から研究している機関や研究者は世界的に見ても非常に少なく、わが国においても、これらの関連学術領域で世界をリードする研究機関の開設が待ち望まれていた。
一方で、日本経済大学東京渋谷キャンパスは、経営学部内に「芸能マネジメントコース」(※)を擁する国内で数少ない大学の一つであり、所在地もエンターテインメントビジネスの集積地・渋谷という、エンターテインメント関連研究所設立のための好条件が揃っている。
こうした状況を総合的に鑑み、日本経済大学では8月1日付で、大学院内に「エンターテインメントビジネス研究所」(所長:石松 宏和)を開設。エンターテインメント産業に対する学術的、実践的貢献を目的に研究活動を展開することとなった。研究内容など詳細は下記の通り。
【研究内容】
エンターテインメントビジネスの本質は、人間の心理に直接的に作用する体験価値を提供するものである。本研究所は、このテンターテインメントの定義を、学術的に一歩一歩解明していくことを研究内容とする。具体的には、まず以下の3項目を研究対象にする。
○エンターテインメント提供者、享受者の心理および脳活動に関する研究
○エンターテインメントマーケティング
○エンターテインメントビジネスのデザイン手法
【研究成果の提供】
○各種学会などでの報告
○専門誌への投稿
○書籍の出版
○公開セミナーの開催
【研究所所長】
石松 宏和、博士(知識科学)
日本経済大学大学院 経営学研究科 教授
日本経済大学 渋谷キャンパス 経営学部経営学科
芸能マネジメントコース主任
(※)芸能マネジメントコース(経営学部経営学科)
日本経済大学東京渋谷キャンパスは、“世界が憧れ、世界を変える街”東京・渋谷に位置し、経営を学ぶには世界トップクラスの環境と評されている。経営学部経営学科には7コースが設置され、なかでも「芸能マネジメントコース」では、芸能ビジネスで活躍できるアーティストを育成するプロデューサーやディレクター、放送作家、マネージャーなど、業界のブレーンの役割を担う職種の人材育成に取り組み、注目を集めている。
なお、今回開設された「エンターテインメントビジネス研究科」研究所長の石松宏和教授は、同コースの主任も務めている。
▼本件に関するお問い合わせ先
日本経済大学大学院 経営学研究科
教授 石松 宏和
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町25-17
日本経済大学大学院 11号館1122号室
TEL: 03-3463-4115(代表) 03-3463-4152(直通)
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