「ロボカップ2017名古屋世界大会」が7月27日~30日に名古屋市国際展示場で開催され、日本代表の3チームの1つとして出場した大阪工業大学(大阪市旭区)ロボティクス&デザイン工学部と情報科学部の学生合同チーム「O.I.T. Trial」が、自作ロボットで競う「ロボカップ@ホーム」部門のオープンプラットフォームリーグで世界第7位に加え、特別賞「Best in Navigation」も受賞という大きな成果を残した。
ロボット工学と人工知能の融合・発展を目的に毎年開催されている大会で、世界40カ国を超える国から3,000人以上の競技参加者が集まるロボットの祭典として位置付けられている。
大阪工大チームは、ロボットがいかに人間との暮らしに役立つ作業を遂行できるかを競う「ロボカップ@ホーム」部門に出場。ロボティクス&デザイン工学部のロボット「ASAHI」と情報科学部のロボット「昴」の2体がそれぞれの強みを生かせる競技を担当した。
人との対話による自然なインタラクション、障害物回避、人追従技術を競うステージ1の「Help-me-carry」を担当した「ASAHI」は、同大会過去最高レベルの難易度を物ともしないハイレベルな技術を披露。タスク内2位の好成績に加え、高い精度でのタスク達成が評価され、特別賞「Best in Navigation」を受賞した。
勢いに乗ったチームは予選のステージ1を15チーム中第8位で通過し、翌日のステージ2へ駒を進めた。ステージ2では、予選全ての競技内容を含む30分間にわたる長時間タスク「EEGPSR」を「昴」が担当。世界トップチームに食らい付き、タスク内5位の成績を収めた。
その後、最終競技で順位を1つ上げ、世界大会初出場ながらも、第7位と堂々たる成績で大会を終えた。
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