芝浦工業大学 -- プロの技術者に挑め!台湾の学生と協働で「たまご落とし」&「氷溶かし」に挑戦 ~40m落下の衝撃吸収容器&氷3.5kgを速く溶かす器具をつくる~

芝浦工業大学(東京都港区/学長 村上雅人)応用化学科の吉見靖男教授は2017年8月1日~8日、豊洲キャンパスにて、国立台湾科技大学と合同で「たまご落とし」および「氷溶かし」コンテストを通じた国際交流授業を実施する。2年目となる今回は、梱包材の設計や化学プラントのエンジニアにも同様の課題へ挑戦してもらい、「プロの技・考え方」を学ぶ機会を設ける。


 両大学の学生は、試作機を自作。その後、製作マニュアルを英文で作り、他国の参加者と交換しお互いマニュアルのみを頼りに製作する。コンテストでは、交換した設計図をもとに作ったものでも挑み、自作のものと比べてどの程度意思疎通がはかれたのかを競う。
 これらの方法により、結果のみならず、一連の活動を通して与えられた制約の下での問題解決や創意工夫の力のほか、外国語で説明する力や議論する力など、グローバル社会で必要な素養を身につけることを目指す。

■たまご落としコンテスト
【課題内容】
・地上40mからコンクリート地面に落下させても、 中の生たまごを破壊させない容器を、A3のコピー用紙(厚さ 90マイクロメートル)2枚とアラビア糊を使って作る。
・道具の追加、たまごに直接糊付けすることは禁止。
・A4 x 最大5枚の英文製作マニュアルを2~3案作り、落下試験当日、風の強さや湿度などを考慮してマニュアルを一つ選び、交換。
 お互い渡されたマニュアルに従い、容器を製作する。
【挑戦相手】
・梱包材や緩衝材を設計しているカネパッケージ株式会社のエンジニア。
 落下試験後には、振り返りを含めた講演をしていただく。

■氷溶かしコンテスト
【課題内容】
・100円均一ショップで道具・材料を540円以内で調達し、3.5kgの氷を速く溶かすための器具を自作する。
【ルール:変更の可能性あり】
・氷に直接触って良いのは最初の3分だけ
 以下の項目は禁止
 ・燃焼・使い捨てカイロの使用
 ・氷破砕
 ・氷への連続的な液体散布(水、清涼飲料水を含む)
 ・外部電源の使用(電力を使いたい場合は予算内で電池を調達)
【挑戦相手】
・化学プラントの設計に携わるエンジニアなど。
 コンテスト後には、講評をしていただく。

■昨年との違い、ねらい
・プロのエンジニアを招き、参戦していただく。
 その道の技術に精通したエンジニアと事後の振り返りを行うことで、エンジニアの問題解決の手法を学ぶ。

・昨年のたまご落としの材料は、A4厚紙と90m巻セロテープだったが、今回はA3コピー用紙とアラビア糊に変更。

・前回と同様、英文で書かれたマニュアルを外国人同士で交換し、問題解決力と同時に英文作成力を鍛える。
 母国語が通じない相手と難問に挑戦する経験により、国境を越えた深い連帯感が生まれることを目指す。

■スケジュール
【たまご落としコンテスト】
8月2日
 AM 自作
 PM マニュアル作成
8月3日
 AM マニュアルの上、交換製作
 PM 落下試験&エンジニア講演
8月4日
 AM 結果の相互検証
 PM プレゼン準備
8月5日
 AM 結果のプレゼン

【氷溶かしコンテスト】
8月5日
 PM コンテストの概要説明
8月6日
 AM 材料調達&器具製作
 PM コンテストの実施&エンジニア講評
8月7日
 AM 結果のプレゼン

▼本件に関する問い合わせ先
 芝浦工業大学 経営企画部企画広報課
 担当: 豊田
 TEL: 03-6722-2900
 E-mail: koho@ow.shibaura-it.ac.jp

【リリース発信元】 大学プレスセンター http://www.u-presscenter.jp/

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組織名
芝浦工業大学
ホームページ
https://www.shibaura-it.ac.jp/
代表者
山田 純
資本金
0 万円
上場
非上場
所在地
〒135-8548 東京都江東区豊洲3丁目7-5
連絡先
03-5859-7000

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