明星中学校・高等学校が英語学習用AIロボット「Musio」を英語の授業に本格導入 -- 私立中学校の正規の授業での導入は日本初

大学通信から中学・高校のニュースリリースをお送りします。

明星中学校・高等学校(東京都府中市)では英語学習用AIロボット「Musio(ミュージオ)」を、私立中学校としては日本で初めて授業に導入。今年度から本格的に活用を始め、現在は週5コマある英語の授業時間に週2回ほど利用している。活用にあたっては、「Musio」のコンテンツ開発などを手掛ける株式会社GLOBAL VISIONと協力しながら、実際の現場で使用した状況をフィードバックすることで、より使いやすく機能改善していく。


 「Musio」は、人工知能エンジンおよび人工知能ソーシャルロボットを開発しているAKA LCCが開発した、ディープ・ラーニング基盤の人工知能エンジンを搭載したロボット。そのため、人間のように見たり、聞いたり、感じたりすることができる。顔認識、声紋分析機能もついているため、もともと用意された文章で返答するのではなく、一人ひとりを把握して会話することが可能。また、それらに基づいて自ら考えてコミュニケーションすることができるのが最大の特徴である。

 明星中学校・高等学校ではこれからのICT教育を考えるにあたり、まずはAIロボットに触れるきっかけにと2017年1月に「Musio」を導入。AIおよびICTを使用する必然性を備えた環境を整え、将来的には、それらをツールとして使いこなせる生徒を育成することを目的としている。導入から3か月で学内にも浸透したことを機に、今年度からは新しい使い方のアイディアも検討している。

 現在は、週5コマある英語の授業時間内で、概ね週2回利用している。生徒が使い慣れた段階で、生徒が自由に使える時間を増やしていき、生徒の発話量を増加させるとともに、「(非人間との)リアルな英会話」を通して「実践で使用できる本物の英会話力」を養っていく。

 今後は、授業以外での活用も視野に入れている。例えば校舎のエントランスで「Musio」に「朝の挨拶運動」をさせるなど、AIロボットと共生している環境を整えることで、生徒の「Musio」への興味関心を高めるとともに、英語学習およびAIやICTへの興味関心も高めたいと考えている。

 さらに、出欠管理機能なども追加される予定であり、コンテンツ開発を手掛ける株式会社GLOBAL VISIONは「学習面だけではなく、教育現場のパートナーとして『Musio』の活躍を期待している」と話す。

 同校ではこのたびの導入を機に、明星幼稚園、明星小学校での活用も検討している。

●Musio
 https://themusio.com/home
●株式会社GLOBAL VISION
 http://www.global-vision.education/index.html

▼本件に関する問い合わせ先
 明星中学校・高等学校 国際担当: 黒瀬 勝利
 TEL: 042-361-5127(代表)
 http://www.meisei.ac.jp/hs/

【リリース発信元】 大学プレスセンター http://www.u-presscenter.jp/

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組織名
大学プレスセンター
ホームページ
http://www.u-presscenter.jp/
代表者
田所 浩志
資本金
1,000 万円
上場
非上場
所在地
〒102-0084 東京都千代田区二番町11-7住友不動産二番町ビル1階
連絡先
03-3515-3591

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