大京グループのオリックス・ファシリティーズ、スマートグラス導入による働き方改革
インスペクション(検査)業務の品質向上および若年層の教育に活用
大京グループの総合ビル管理事業を手掛けるオリックス・ファシリティーズ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:三宅恒治、以下「OFC」)は、ビル管理業務および工事業務におけるインスペクション(検査)ならびに新入社員を始めとする若年層の教育に、遠隔作業支援が可能となるメガネ型端末「スマートグラス」を導入することとなりましたので、お知らせいたします。
■導入する「スマートグラス」の特長
(1) 離れた場所にいるオペレーターから点検者への音声による指示、支援が可能
(2) オペレーターが赤ペンでパソコンに指示を書き込み、現場社員がグラス画面で確認できる
(3) オペレーター側から写真の撮影実行が可能
(4) カメラ映像は自動保存され、静止画の切り出しが可能
(5) カメラ映像や写真データはすべてオペレーター側のパソコンに保存され、グラスの中に残らない
■導入背景
専門技術者の高齢化など人材不足が進む中、ビル管理業界では新たな技術を導入した業務改革を行うことが急務となっています。OFCはこれまでも、ビル管理現場におけるタブレットの活用、使用エネルギーの見える化などのICT化を進めてきましたが、2016年5月より約11カ月、20のビル管理および工事現場でスマートグラスのトライアルを行い、一定の成果が得られたことから、このたび2017年6月より、ビル管理業務および工事業務におけるインスペクションならびに新入社員を始めとする若年層の教育にスマートグラスを正式導入することとしました。これにより、専門技術の伝承を図ると共に、サービス品質を高めて顧客の満足度向上に努めてまいります。
※詳細はリリースをご参照下さい