SAS、Chartis社の「2017年モデルリスク・ガバナンス・ソリューションに関するRiskTech Quadrant(R)」レポートでリーダーに選出

~SAS、変わりゆく法規制要件に準拠するモデルの開発、検証、モニタリングで銀行を支援~

*2017年3月23日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。

米国ノースカロライナ州キャリー発
アナリティクスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)は、英国の調査会社Chartis Research(以下 Chartis)が発表した「2017年モデルリスク・ガバナンス・ソリューションに関するRiskTech Quadrant(R) (Model Risk Governance Solutions 2017 RiskTech Quadrant(R))」レポートにおいて、SAS(R) ソフトウェアの「エンド・ツー・エンドのオファリング」、ならびにアナリティクスのグローバルリーダーとしての「市場可能性」が評価され、カテゴリー・リーダーに選出されました。

規制当局は、IFRS 9やCECLなどの新会計基準をはじめ、モデル・ガバナンスを最重要事項として企業に要求しています。企業はあらゆるリスク・カテゴリーを特定、モニタリング、管理、文書化しなければなりません。Chartisは、企業が変化に俊敏に対応するためには適応型のモデルリスク・ガバナンス・システムが必要であると強調しています。

Chartisのマネージング・パートナーであるペイマン・メッチアン(Peyman Mestchian)氏は、「モデルリスク・ガバナンスのための効果的なフレームワークを全社規模で整備するよう、規制当局から金融機関への圧力が増大しています。SASは、リスクと財務のモデルに関して詳細かつ集約的に視覚化する包括的なソリューションを提供し、分析で得られた関連所見の正確なモニタリングと管理をモデルのライフサイクルを通して可能にします」と述べています。

「SAS(R) Model Risk Management」は、モデル開発のライフサイクルとリスク管理のライフサイクル全体、すなわちリスクの特定から評価までのガバナンスを可能にします。このソフトウェアには、全社規模のモデル・インベントリ管理、モデルのレビューと検証、ワークフローの柔軟性、変わりゆくポリシーや法規制への適時対応を可能にするダッシュボード機能などが搭載されています。

Chartisによると、SASは「エンド・ツー・エンドのオファリング」に関する3つの要件、すなわち、1) モデルリスクの特定と測定、2) モデルリスク・ガバナンス・フレームワーク(検証期限と検証責任を含む)の文書化、3) ガバナンス・フレームワークとモデルリスクの統合管理のすべてにおいて優れていると評価されています。さらにSASは、ビジネス・モデルの拡張性、成長戦略、ブランドなどの数多くの理由から「市場可能性」においても優れていると評価されています。

SASリスク調査・定量分析ソリューション担当ディレクターのスリダル・ソウリラザン(Sridhar Sourirajan)は、「企業は、ビジネスに非常に重要な「リスクに基づく意思決定」を支援するモデルを信頼できなければなりません。SAS Model Risk Managementソリューションは、関係者間の事実に基づく意見交換と規制当局に対するモデル品質の効果的な論証を容易にします」と述べています。

SASは直近でも、「銀行勘定の信用リスク管理システムに関するRiskTech Quadrant」と「エンタープライズ向け不正対策技術に関するRiskTech Quadrant」の各レポートでそれぞれカテゴリー・リーダーに選出されています。

「2017年モデルリスク・ガバナンス・ソリューションに関するRiskTech Quadrant(R) (Model Risk Governance Solutions 2017 RiskTech Quadrant(R))」の詳細に関してはこちら(英文資料)をご覧ください。
https://www.sas.com/content/dam/SAS/en_us/doc/analystreport/chartis-model-risk-governance-solutions-107252.pdf

<Chartisについて>
Chartisは、リスク・テクノロジーのグローバル市場に関する調査と分析を行なっている大手調査機関で、「Risk and Waters Technology」をはじめ、市場を代表するブランドを有するIncisive Media傘下のグループ企業です。同社は、リスク管理、コーポレート・ガバナンス、コンプライアンスの改善を通した企業のビジネス・パフォーマンスの向上をサポートすることを目的としています。ほぼすべてのリスク・テクノロジーに関する詳細な分析とすぐに実行可能なアドバイスを提供して、それらの情報に基づくクライアントのテクノロジーとビジネスに関連する意思決定を支援しています。RiskTech Quadrant(R)、RiskTech100(R)、FinTech Quadrant(TM)はChartis Researchの登録商標です。
同社の詳細については、こちら(英文)をご覧ください。
http://www.chartis-research.com

<SAS Institute Inc.について>
SASは、アナリティクスのリーディング・カンパニーです。SASは、革新的なアナリティクス、ビジネス・インテリジェンス、ならびにデータ・マネジメントに関するソフトウェアとサービスを通じて、83,000以上の顧客サイトに、より正確で迅速な意思決定を行う支援をしています。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

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この企業の情報

組織名
SAS Institute Japan株式会社
ホームページ
http://www.sas.com/jp
代表者
手島 主税
資本金
10,000 万円
上場
非上場
所在地
〒106-6111 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11F
連絡先
03-6434-3000

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