2017年4月1日の学校教育法施行規則改正による3つのポリシー(DP、CP、AP)の策定と公表の義務化に続き、これらの再構築が喫緊の課題となるなかで、大東文化大学では、2月16日(木)に、「3つのポリシーブラッシュアップセミナー」と題して、大阪大学全学教育推進機構教育学習支援部から佐藤浩章准教授を講師に迎え、講義とミニワーク(「3つのポリシーの開発と一貫性構築手法」)、およびワークショップ(カリキュラム・ツリー〔マップ〕作成)を開催し、全学部からカリキュラムや入試戦略を担う教職員82名が参加した。
大東文化大学では教育内容等のさらなる向上を目指して、自己点検・評価活動や大学FD活動を実施している。学校教育法施行規則改正による3つのポリシー(DP、CP、AP)の策定と公表の義務化について、本学では既に各学部学科において、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)、カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)、アドミッション・ポリシー(学生の受け入れ方針)を策定している。
今回のセミナーでは3つのポリシーのさらなる実質化を図るために、大阪大学全学教育推進機構教育学習支援部から佐藤浩章准教授を講師に迎え、講義とミニワーク(「3つのポリシーの開発と一貫性構築手法」)、およびワークショップ(カリキュラム・ツリー〔マップ〕作成)を開催した。
2月16日(木)に開催されたセミナーでは「3つのポリシーの作成と一貫性構築手法」と題して、現行の3つのポリシーをブラッシュアップするための手法について、各ステップにおいて満たすべきチェックポイントの設定方法を学習するとともに、いくつかの大学が策定した実例が紹介され、具体的な手順について解説があった。
一方、「カリキュラム・マップ作成ワークショップ」では、受験生(保護者)や高校教員、学生それぞれの視点に立ったカリキュラム・マップの役割を理解した上で、学部学科別にグループをつくり、実際にカリキュラム・マップの作成を行った。
10分間のカリキュラム・マップギャラリーツアー(ポスター発表)を行い、全員が付箋とペンを持って他学科のカリキュラム・マップを見て回り、それぞれの立場からコメントを書き込んだ。
今後、大東文化大学では、2017年の秋までを目途に、「3つのポリシーの見直し」を行うこととしている。
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