青山学院大学が難民支援「M4R(Meal for Refugees)」プロジェクトを今年度も実施 -- 11月14日には「体験型難民ワークショップ」を開催

青山学院大学ボランティア・センターは、11月14日(月)に「体験型難民ワークショップ」を開催する。また後日、「M4R」という難民支援プロジェクトをも実施する。これは、難民支援のために大学生が立ち上げた社会貢献プロジェクトで、昨年に引き続き同大でも実施する。今年度は学生食堂で、まろやかチキンカレー(パキスタン料理)と牛挽き肉のスパイシー炒め(カチン料理)、カレンのココナッツミルク白玉(カレン料理)を販売。


 「M4R(Meal for Refugees)」とは、『海を渡った故郷の味』というレシピ本から生まれた大学生による社会貢献プロジェクト。学食に難民の故郷の味を再現したメニューを導入し、食べることを通じて、難民をより身近に知ってもらい、支えることを目的として活動している。

 青山学院大学では、今年度は17号館の学生食堂で、パキスタン料理の「まろやかチキンカレー」とカチン料理(※1)の「牛挽き肉のスパイシー炒め」、カレン料理(※2)の「カレンのココナッツミルク白玉」を販売。1食あたり20円が難民支援協会を通して日本にいる難民の支援に活用される。

 また、より多くの学生に難民のことを知ってもらうため、11月14日(月)には「体験型難民ワークショップ」を開催。認定NPO法人 難民支援協会の職員を招き、難民に関するグループワークやレクチャーを行う。参加した学生には特典として、後日学食でM4Rのメニューが無料で食べられる引換券を配布する。

◆体験型難民ワークショップ 概要
【日 時】 11月14日(月)18:40~20:00(18:20開場)
【場 所】 17号館(予定)
【募集人数】 20名(先着)※同大学生限定募集
【参加費】 無料
【特 典】
 M4Rメニュー無料引換券(牛挽き肉のスパイシー炒めとココナッツミルク白玉のセットメニュー)
 利用条件:M4Rメニュー提供場所にてチケット提示(17号館学生食堂)

<報道機関の方へ>
 取材・撮影は可能ですが、当日の試食のご対応はできかねます。ご了承いただきますようお願い申し上げます。

(※1)カチン
 ミャンマーのカチン州と中国雲南省を拠点とする少数民族で、その数は約100万人。イギリスの植民地時代の影響を受けて、主にキリスト教を信仰している。ミャンマーから独立の独立を志し、カチン独立軍がミャンマー政府と独立闘争を起こした。現在もその紛争は続いており、カチン族は迫害を受けている。
(※2)カレン
 カレン族は、ミャンマーとタイを拠点とする民族で、400万人程度いると言われている。初期は、ミャンマーからの独立を目指し、カレン民族解放軍が政府軍と戦っていた。しかしその後、同民族から民主カレン仏教徒軍(カレン族の仏教徒グループ)が台頭し、ミャンマー軍と手を組む形になった。現在では、解放区コートレイで、なお独立を目指すカレン民族解放軍と、それを阻止しようとするミャンマー軍・民主カレン仏教徒軍との内戦が続いている状態である。

●認定NPO法人 難民支援協会HP
 https://www.refugee.or.jp/

▼本件に関する問い合わせ先
 青山学院大学 政策・企画部 大学広報担当
 TEL: 03-3409-8159

【リリース発信元】 大学プレスセンター http://www.u-presscenter.jp/

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組織名
青山学院大学
ホームページ
https://www.aoyama.ac.jp/
代表者
稲積 宏誠
上場
非上場
所在地
〒150-8366 東京都渋谷区渋谷4-4-25

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