青山学院大学は10月3日(月)~7日(金)までの5日間、青山キャンパス(東京都渋谷区)イチナナ食堂で「100円朝食べ(あさたべ)週間」を実施した。これは、フジッコ株式会社(神戸市中央区)との共同企画によるもの。食物繊維入りで具だくさんの「朝の食べるスープ」を中心とした、バランスの取れた朝食メニューを1日50食限定で、100円で提供した。
昨今、朝食を欠食する若い世代の割合が約4人に1人の24.7%と言われており、学生の健康が問題視されている。
青山学院大学でも朝食を欠食する学生が多く見られ、春には食生活指導の一環として学生食堂でバランスのとれた朝食を100円で提供する後援会協力の「100円朝食」を2014年度から実施。学生から好評を得ていた。
秋学期が始まるこの時期は急激な気候の変化による身体の不調を感じ始め、夏休み明けの普段の生活リズムに戻れない学生も多くいる。
こうした中、青山学院大学はこのたび、フジッコ株式会社と共同で「100円朝食べ週間」を企画・開催した。
期間中は、フジッコ株式会社の食物繊維入り 具だくさんの「朝のたべるスープ」を中心とした、バランスのとれた朝食メニューを50食限定で提供。早朝から学生らが学生食堂を訪れ、熱々の具だくさんスープの朝食で一日のスタートを切っていた。
部活の朝練習の帰り、学生食堂へ朝食を食べに来た学生は「普段朝ごはんは全く食べないので、100円朝食のような機会があるのはとても嬉しいです。しっかり噛んで食べたので、体がぽかぽかと温まっている感じがします」と100円朝食の感想を語った。
フジッコ株式会社と共に企画した青山学院大学学生生活部職員は今回の取り組みについて、「学生は朝食を抜くことが多く、バランスのとれた食事を摂ることが難しいので、学生食堂を利用したり、今回ご提供いただいたフジッコさんのような手軽に栄養が摂れるスープなども活用しながら、食生活を見直していってほしいと思います。今後も定期的に実施していきたいです」と、これからも学生の健康意識の向上に努めていく意向を述べた。
また今回は、食生活改善と共に自分自身の体温にも関心を持ってもらうべく、「朝の検温」も実施。現代人の体は、冷暖房の効きすぎやストレス等で低体温の傾向にあるため、まず自分の体温を知り、体を温める習慣のきっかけにつなげていきたいと考えている。
≪メニュー≫
・朝のたべるスープ
(
http://www.fujicco.co.jp/asanotaberusoup/ )
月:ミネストローネ
火:コーンチャウダー
水:3種のきのこのチャウダー
木:じゃがいものチャウダー
金:かぼちゃのチャウダー
・カスピ海ヨーグルト
・バナナとリンゴのカットフルーツ
・胚芽パンロール&12穀ブレッドハーフサイズ
▼本件に関する問い合わせ先
青山学院大学 政策・企画部 政策・企画課 大学広報担当
TEL: 03-3409-8159
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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