淑徳大学人文学部(東京都板橋区)表現学科3年の中里玲奈さんが「JFN学生ラジオCMコンテスト2016」(主催:全国FM放送協議会(JFN))で最優秀賞を獲得した。これは、全国の大学院生、大学生、短大生、専門学校生、高等専門学校生を対象としたもので、自身が通う学校を20秒、もしくは40秒のラジオCMコピーとして自由にPRする。中里さんの作品はJFN38局で8月1日(月)から約1カ月全国放送される。
淑徳大学人文学部表現学科では、さまざまな表現方法で新たな可能性を引き出し、伝える力を育む。同学科で育む「伝える力」は、同大の建学の精神である「共生の心」が土台にある。自分の気持ちを伝えるには、他者の気持ちがわかることが前提となる。自分の表現したいことを伝えるためには、他者の「幸せ(痛み)」を知る必要がある。自分をアピールする「自利」ではなく、他人を尊重する「自利利他」の精神に 基づいた「伝える力」を育む。
「JFN学生ラジオCMコンテスト2016」は、JFN38局と日本の次世代を担う全国の学生がタッグを組み、学生自身の学び舎をテーマに、自由な発想と表現力の発露の場を設けることを趣旨として開催されたもの。
応募総数1962件の中から最優秀賞を受賞した中里さんの作品は、特別審査員の弘兼憲史氏から「20秒の中で完結されたCMコピーで分かりやすくて良かった。特に、最優秀賞に輝いた淑徳大学のCMコピーは群を抜いていた」と評された。また、箭内道彦氏は「淑徳大学の作品の『命の通った言葉を使おう』のコピーには、ハッとさせられた。正しい日本語を使おうということと似ているが、実は違うのではないかなと思わせたCM」とコメントした。
7月21日には授賞式が行われ、中里さんら上位受賞者が出席した。
●淑徳大学HP内関連ページ
http://www.shukutoku.ac.jp/news/univ/jfn20161_32726.html
●JFN学生ラジオCMコンテストHP
http://www2.jfn.co.jp/cmc/
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