日本大学芸術学部(東京都練馬区)は、東京都練馬区栄町で約100年の歴史を持つ銭湯「浅間湯(せんげんゆ)」の事業承継およびリニューアルにあたり、事業を担う合同会社OFURO WORKS(代表社員:宮井康太郎)との産学連携事業「合同会社OFURO WORKSと日本大学芸術学部連携事業」を開始いたしました。
本連携事業では、本学部デザイン学科の学生が、2026年12月上旬に大規模リニューアルオープンを予定している浅間湯の新しいロゴマークおよびオリジナルキャラクターを制作いたしました。芸術学部が位置する江古田の街の歴史あるコミュニティ拠点を守り、次世代へとつなぐ地域の活性化施策として取り組んでまいります。
リニューアル後の外観イメージ(完成予想図)
- 産学連携事業の背景と目的
昭和2年(1927年)の開業以来、約100年にわたり地域で親しまれてきた「浅間湯」は、前経営者の高齢化や設備の老朽化に伴い営業継続が難しい状況にありました。しかし、東京都と東京都公衆浴場業生活衛生同業組合が進める「東京都公衆浴場承継マッチング事業」を通じて合同会社OFURO WORKSへ事業承継され、歴史ある銭湯が次世代へ引き継がれることとなりました。
本学部では、江古田ならではの文化や学生の若い感性を銭湯の新たな魅力につなげたいという事業者の想いに応え、本連携事業を発足させました。単に設備を新しくするだけでなく、学生と地域がつながり、街の文化をともに育てていく交流拠点の形成を目指します。
- デザイン学科学生による制作内容とコンセプト
今回の取り組みにおいて、デザイン学科の学生たちはリニューアル後の浅間湯の「顔」となるロゴマークとオリジナルキャラクターの制作に取り組んでいます。
ロゴおよびオリジナルキャラクターのコンセプト
新しいロゴは、浅間湯の象徴であり長年店先でお客様を迎えてきた「信楽焼のたぬき」をモチーフにしています。たぬきが「変身」する際に現れるドロンという煙と、銭湯でさっぱりして生まれ変わったような感覚を重ね合わせ、煙を湯気に見立てたデザインを考案。シルエットにたぬきの尻尾を取り入れ、文字自体も湯に浸かっているような遊び心あふれるデザインに仕上げました。昔から親しまれてきた象徴に、学生ならではの新しい感性が吹き込まれています。

また、公式キャラクター「たゆたゆ」は、浅間湯で過ごす穏やかなひとときを象徴するたぬきのキャラクターです。名前は「たぬき」の「た」と「お湯」の「ゆ」、そしてゆらゆらと揺れ動く様子を表す「揺蕩う(たゆたう)」から名付けられました。日々の暮らしの疲れや悩みも湯けむりで包み込み、訪れる人の心にそっと寄り添う存在となるよう願いが込められています。
公式キャラクター「たゆたゆ」
今後は、店舗の暖簾(のれん)やシャッターのデザインなども学生とともに制作していく予定です。

制作の様子
3.
日本大学芸術学部関係者コメント
日本大学芸術学部デザイン学科 准教授 布目幹人
「長年にわたり江古田の街で親しまれてきた浅間湯のリニューアルに、学生たちと共に携われることを大変嬉しく思います。
芸術は、私たちの日常の中にも息づいています。学生たちの自由な発想と豊かな感性が、浅間湯の歴史や地域の魅力と結びつき、新たな価値を生み出すのではないでしょうか。生まれ変わる浅間湯が、人々の憩いの場であり続けるとともに、芸術と暮らしが交わり、新たな交流や文化が生まれる場所となることを心より期待しています。」
- 浅間湯リニューアルおよび関連プロジェクトの概要
浅間湯リニューアル概要
リニューアルオープン時期:2026年12月上旬予定
所在地:東京都練馬区栄町38-3
改修の概要:外観・ロビー・脱衣所・サウナを中心とした大規模改修。サウナにはメトス製の電気サウナヒーターを新設し、セルフロウリュに対応。
一方で昔ながらの面影が残る浴室、「家族愛」をテーマに描かれたオリジナルのタイル絵、店頭の信楽焼たぬきなどはそのまま大切に引き継がれます。
- 本事業に関する組織概要
日本大学芸術学部
キャンパス所在地:東京都練馬区旭丘2-42-1
担当部署:連携プロジェクト室
電話番号:03-5995-8410
メールアドレス:art.renkeiproject@nihon-u.ac.jp
HP: https://www.art.nihon-u.ac.jp/about/collaboration/
X: https: //x.com/renkeiproject
Instagram: https://www.instagram.com/nuartrenkeiproject/
合同会社OFURO WORKS(事業者)
代表社員:宮井康太郎
所在地:東京都練馬区栄町38-3
設立:2026年8月
事業内容:一般公衆浴場の経営
■本件に関する問い合わせ先
日本大学芸術学部 連携プロジェクト室
電話番号:03-5995-8410
メールアドレス:art.renkeiproject@nihon-u.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/