「都心脱出」への興味は若い層ほど高く、20代では60.7%
MID都市開発株式会社(本社:大阪市北区堂島浜)は、「都心プチ脱出」に関する意識調査を実施しました。この調査は、ゆとりや自分らしいライフスタイルを求めて都心を脱出して住居を構えたいという機運の現状と、具体的な居住エリアの希望を調べたものです。普段東京23区に住み、働いている方1030名を対象に、「都心を離れ、かつ通勤可能なエリアへの居住」(都心プチ脱出)について調査しました。
主な結果は以下の通りです。
Q1.東京23区を脱出して郊外に住みたいと考えたことはありますか?(n=1030)
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全体 ある=52.0% ない=48.0%
20代 ある=60.7% ない=39.3%
30代 ある=59.2% ない=40.8%
40代 ある=56.8% ない=43.2%
50代 ある=46.6% ない=53.4%
60~ ある=36.9% ない=63.1%
全体の52%が「脱出」への興味を持っており、20代を先頭に、若い世代ほど多いことがわかりました。特に、20.30.40代は6割近くが興味「ある」と答え、一方、シニア世代になると割合が逆転していくことがわかりました。(単一回答)
Q2.通勤圏内(50km圏内)で東京23区を脱出して住むならどこのエリアですか?(n=536)
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第1位 湘南・鎌倉エリア 52.2%
第2位 高尾・八王子エリア 15.3%
第3位 所沢・狭山エリア 6.2%
第4位 柏・流山エリア 5.4%
第4位 成田・佐倉エリア 5.4%
第6位 越谷・春日部エリア 5.0%
Q1で「ある」と答えた方に、都心からの通勤圏(50km圏内)で代表的なエリアの中で、住みたい場所を聞きました※。最も人気の高かったエリアは湘南・鎌倉エリアで、全体の半数を超える方が選択し、他地域を大きく引き離しています。2位は高尾・八王子エリア、3位は所沢・狭山エリアと、比較的西部の人気が高いことがみてとれます。(単一回答。また「その他」とお答えになった10.4%は除外しています。)
※選択肢は「都心プチ脱出」の観点から、政令指定都市等を除外した、都心から50km圏内で東西南北の代表的なエリアを指定しました。
■Q3. そのエリアを選んだ理由をお答え下さい(n=536)
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1位の「湘南・鎌倉エリア」を選んだ理由(n=280)
海が近い 45.4%
趣味・ライフスタイルとあっている 21.8%
エリアのブランド力が高い 12.5%
おしゃれな人が住んでそう 6.1%
ご飯がおいしそう 3.6%
2位の「高尾・八王子エリア」を選んだ理由(n=82)
山が近い 37.8%
趣味・ライフスタイルとあっている 23.2%
通勤時間がちょうどよい 12.2%
エリアのブランド力が高い 8.5%
住宅購入費用がちょうどよい 6.1%
3位の「所沢・狭山エリア」を選んだ理由 (n=33)
趣味・ライフスタイルとあっている 21.2%
山が近い 18.2%
住宅購入費用がちょうどよい 12.1%
子育ての環境がよさそう 9.1%
仲のよい友人・知人が住んでいるから 9.1%
各エリアを選んだ理由には、「海が近い」「山が近い」が最上位に入る傾向があり、総じて自然環境を重視している姿勢がわかります。また、「趣味・ライフスタイルとあう」も上位にきており、自然環境豊かなエリアで自分らしいライフスタイルを実現したい、という希望が浮き彫りになっています。
その上で、1位の「湘南・鎌倉エリア」は「エリアのブランド力」「住人のおしゃれ度」などが続き、郊外の住居エリアの高いブランド力が選択の重要な要因になっていることが見て取れます。
《調査概要》
○調査内容:都心プチ脱出に関する調査
○調査期間:2015年10月15日(木) ~ 2015年10月16日(金)
○調査方法:インターネット調査
○調査対象:東京23区在住の働いている男女
○有効回答者数:1,030人(20代、30代、40代、50代、60代以上、それぞれ男女103人ずつ)
以上
調査のより詳しいデータは以下サイトよりご覧ください。
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http://www.loveflowers.jp/
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