MiniMax(香港)、PixVerse(シンガポール)、HeyGen(米国)、Lovart(米国)ほかAI企業が賛同
株式会社NEXYZ.Group(東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 グループ代表:近藤太香巳、東証スタンダード:4346)は、当社グループ代表の近藤太香巳が代表理事を務める一般社団法人 日本IP.AI共創協会(Japan IP.AI Co-Creation Association)が活動を開始したことをお知らせします。
生成AIによる日本IPの無断学習・利用が国内外で相次ぐなか、同協会はIP権利者とAI事業者が対立ではなく共創するための共通指針「世界IP.AI共創宣言」を発表。すでにグローバルAI企業9社およびIPホルダーが賛同署名を行っています。本日2026年9月11日(金)には、設立説明会を兼ねた「日本IP.AI共創カンファレンス」を東京・渋谷で開催します。
■ サマリー
1. 理念だけで終わらせない ― 6原則からなる「共通指針」と、権利処理を実装する共通基盤「Kagami Gate」を一体で提示
2. すでに賛同企業・原作者がいる ― MiniMax(香港)、PixVerse(シンガポール)、HeyGen(米国)、Lovart(米国)ほかAI企業9社、
IPホルダーとして秋元康事務所、株式会社TSUBASA などが賛同済み
3. 実証済みの数字がある ― 『キャプテン翼』×「PixVerse」のPoCで45日間32万9,314件の正規ライセンス生成を記録、
基準違反は0.14%
■ 背景:訴訟は増えても、「AIで使ってよいか」を確認できる基盤がない
日本のIPが生成AIに無断で学習・生成利用され、法的措置に至る事例が世界で増えています(※1)。しかし根本原因は個社のモラルや技術力ではなく、
①権利確認ができない ②生成物の出所を追えない ③権利者に対価が戻らない という、共通基盤(インフラ)の不在にあります。
「IP側 vs AI側」の対立構図では、どちらの利益にもなりません。本協会は無断利用から「守る」だけでなく、正当なルールの下でIPをAI時代の資産として「正しく活用する」ことを目指します。合言葉は
「フェアユースから、フェアペイへ」。政府も2026年6月12日に知的財産戦略本部が「知的財産推進計画2026」を決定しており、本協会はその民間側の実装基盤としての役割を目指します。
■ 活動①:指針 ―「世界IP.AI共創宣言」6原則
AIは創造性を拡張するパートナーです。 知的財産権を尊重し、適正なライセンスと透明なルールのもとで共存を追求します。
- クリエイターと知的財産への敬意
- 適切なライセンスの推進
- AIイノベーションの促進
- 共創と対話
- 公平で持続可能なエコシステム
- グローバルな協力
▶ 宣言全文・各原則の詳細および賛同申込:https://www.ip-ai.or.jp/
※本宣言は特定の企業・製品・サービスへの支持や推奨を目的とするものではありません。賛同は理念の共有を示すものであり、提携・出資・営業上の関係・法的義務を生じさせるものではありません。
■ 活動②:枠組み ― IP利用の“改札ゲート”「Kagami Gate」
宣言を実務で機能させる基盤が、株式会社KAGAMIAI Holdings(協会のFounding & Technology Partner)が開発する「Kagami Gate」(特許出願中)です。
①標準ライセンス(AI学習・生成の許諾条件を世界標準化・一元化)、②監視(無断利用を24時間検知し是正まで自動化)、③自動分配エンジン(API利用量に連動し権利者へ自動精算)の3本柱で構成され、複雑な権利処理を解消し「IP利用をワンクリックで可能にする」ことを目指します。
▶ 詳細:2026年6月11日リリース「AIとIPをつなぐ世界標準インフラ『Kagami Gate』67兆円超の日本IPを解放するライセンス管理・収益配分システムを開発」 https://www.nexyzgroup.jp/press/2026/0611110000.html
■ 活動③:実証 ―『キャプテン翼』×「PixVerse」で約33万件の正規生成
PoC第一弾として、世界的スポーツIP『キャプテン翼』と動画生成AI「PixVerse」による実装検証を実施しました(2026年6月12日~7月26日/45日間)。
| 項目 |
結果 |
| 公式IPによる合法生成数 |
329,314件(全件記録) |
| 参加クリエイター |
126,360人/195以上の国・地域 |
| 基準違反の検出・削除 |
451件(約0.14%) |
| 地域別生成比率 |
海外99%超(国内1%未満) |
IPの世界観とブランドを守りながらAI上で安全に開放・管理できることを実証し、「
違反を生ませない仕組み」を確立。生成に応じた収益をIPホルダーへ還元しました。
▶ 検証結果の詳細:2026年8月7日リリース https://www.kagami-ai.com/news260807 / 検証開始時(6月12日):https://www.nexyzgroup.jp/press/2026/0612180000.html
■ 活動④:商用化 ―「MiniMax H3 IP Edition」
本日のカンファレンスでは、世界初の「日本IP正規ライセンス許諾AIプロダクト」として、MiniMaxの生成AIモデル「H3」のIP Editionを発表します。参画IPは『キャプテン翼』をはじめ、最新IPからレジェンドIPまで順次追加していきます。
■ 本日開催「日本IP.AI共創カンファレンス」概要
| テーマ |
生成AI時代、日本のIPを世界へ。Model × Infrastructure × IP による新しい共創 |
| 日時 |
2026年9月11日(金)13:00~16:00(受付12:15/日英同時通訳あり) |
| 会場 |
ネクシーズ スクエアビル 3階セミナールーム(東京都渋谷区桜丘町20-4) |
| 主催/運営 |
一般社団法人 日本IP.AI共創協会/株式会社KAGAMIAI Holdings |
| 共催・パートナー |
MiniMax/PaleBlueDot AI/KAGAMIAI Holdings |
主な登壇者:近藤太香巳(協会代表理事)/秋元康氏(作詞家)/中條基氏(KADOKAWA 編集者・プロデューサー)/Linda Sheng(MiniMax President, Global Business)/Diego Rodriguez(Krea AI 共同創業者兼CTO)/Alvin Kim(Higgsfield AI APAC統括)
菅野充氏(横浜国際映画祭 実行委員長)/木村泰宗(KAGAMIAI Holdings CEO)
特別司会:ハリー杉山氏
▶ プログラム全文・登壇者一覧:
https://www.ip-ai.or.jp/conf2026 / 開催告知リリース(8月31日):
https://www.nexyzgroup.jp/press/2026/0831161700.html
■ 今後の展開
アニメ素材でのPoC実施、認定クリエイターによる収益化プランの構築、邦画の海外PR戦略への活用、著作者人格権を遵守したルールの標準ライセンスへの反映、そして「世界IP.AI共創宣言」の賛同拡大とグローバル連携を進め、日本発の「IP×AI」流通ルールを世界標準へと押し上げます。
■ 代表理事コメント|近藤太香巳
「AIの進化を止めることはできません。だからこそ、ルールをつくる必要があります。日本のIPは世界最高峰の価値を持っています。その価値を守るだけでなく、正しく世界へ広げ、クリエイターに正当な利益を還元する。“Fair Use”から“Fair Pay”へ。
IPホルダー、AI企業、クリエイター、ファン ― 四方よしの“共創”へ。守る、活かす、創る、楽しむ。その真ん中に“共創”を置き、日本発の新しいIP/AIエコシステムを一緒につくっていきたいと考えています。」
■一般社団法人 日本IP.AI共創協会 概要
・名称:一般社団法人 日本IP.AI共創協会(Japan IP.AI Co-Creation Association)
・代表理事:近藤 太香巳
・活動開始:2026年8月
・所在地:東京都渋谷区桜丘町20-4
・事業内容:生成AI時代におけるIP権利者とAI事業者の共創指針(「世界IP.AI共創宣言」)の運用、共通基盤「Kagami Gate」を通じたライセンス管理・収益分配エコシステムの推進、啓発活動およびカンファレンスの開催
・Founding & Technology Partner:株式会社KAGAMIAI Holdings
・公式WEBサイト:
https://www.ip-ai.or.jp/
■株式会社KAGAMIAI Holdings 会社概要(運営・テクノロジーパートナー)
・社名:株式会社KAGAMIAI Holdings
・代表者:代表取締役 CEO 木村 泰宗
・事業内容:AI・IPライセンス管理システム「Kagami Gate」の開発・運用、AIソリューション事業
・URL:
https://www.kagami-ai.com/
■株式会社NEXYZ.Group 会社概要(グループ統括・発信元)
・社名:株式会社NEXYZ.Group(NEXYZ.Group Inc.)
・上場市場:東証スタンダード市場(証券コード:4346)
・代表者:代表取締役社長 兼 グループ代表 近藤 太香巳
・所在地:東京都渋谷区桜丘町20-4 ネクシーズ スクエアビル
・URL:
https://www.nexyzgroup.jp/
※1)2025年7月 中国の裁判所がAIサービスによる「ウルトラマン」の無断学習・生成に使用停止と損害賠償を命令/2025年8月 新聞3社が米Perplexityを提訴/2025年10月 CODAがOpenAIに中止要求/2026年8月 ソニーミュージック・ワーナーミュージックがAnthropicを提訴。