AI対応のネットワークを構築する企業には、ファイアウォールとSASEを統合したアーキテクチャが今後ますます必要になると業界アナリストは指摘しています。
IDCのリサーチマネージャーのPete Finalle氏は次のように述べています。
「SASEとファイアウォールを統合したプラットフォームは、AIによって急速に変化するネットワークアーキテクチャへ柔軟に対応できるため、技術的負債になりません。現在の環境への適合性だけでプラットフォームを評価し、将来への適応力を考慮しない企業は、すでに後れを取っていると言えます」
FortiSASE Outpost:データ主権を考慮したセキュリティをエッジで実現
組多くの企業では、ビジネス要件、パフォーマンス、データ主権、コンプライアンス要件に応じて、どこでセキュリティインスペクションやポリシー適用を行うかを柔軟に選択する必要があります。トラフィックはクラウドベースのSASE PoP経由でルーティングできますが、機密データを含むトラフィックや低遅延が求められるトラフィックについては、お客様が管理する環境内のFortiGate上で実行されるFortiSASE Outpostによってローカル処理することも可能です。
FortiSASE Outpostとして構成されたFortiGateは、ASICで高速化されたオンサイトSASE PoPとして機能し、ユーザーやデータに近い場所でセキュリティインスペクション、ポリシー適用、アクセス制御を実行します。また、近くにクラウドPoPがない地域でも、多数のユーザーが利用する拠点付近にオンサイトPoPを配置することで、遅延の低減、アプリケーション性能の維持、帯域コストの削減を実現できます。
フォーティネット独自のアーキテクチャにより、フォーティネットが運用するクラウドPoP、オンサイトPoP、またはその両方を柔軟に利用することが可能です。また、FortiSASEの管理インタフェースは、構成管理、ポリシー設定、監視、ライフサイクル管理、アップグレードを一元管理できます。そのため、オンサイトPoPを別個のセキュリティ環境として扱うことなく、一貫したゼロトラストポリシー、可視性、保護が維持されます。
さらに、指定したトラフィック、ログ、データ処理を特定の地域やプライベートインフラ内に保持することで、エンドユーザーエクスペリエンスを変えることなく、規制要件への対応や通信コストの削減も実現します。
パフォーマンスや制御を保ちながら、すべてのユーザーを保護
このソリューションにより、セキュリティを適用する場所にかかわらず、ユーザーは一貫したアクセス環境を利用でき、企業は共通のセキュリティポリシー、可視性、ゼロトラスト制御を維持できます。その結果、別個のセキュリティアーキテクチャを構築したり、ユーザーの接続方法を変更したりすることなく、特定の地域、法域、またはプライベートインフラ内に指定したトラフィック、データ処理、ログを保持することが可能になります。
こういった柔軟性は、AIを活用する環境では特に重要です。AIエージェント、アプリケーション、接続デバイスの増加に伴い、East-Westトラフィック(クライアント間またはサーバ間のトラフィック)も増加していますが、そのすべてをクラウドPoP経由で処理する必要はありません。FortiGateを高性能なローカル適用ポイントとして利用することで、ユーザーに近い場所でトラフィックを検査できます。さらに、遅延を抑えながらアプリケーション性能や機密情報に対する制御も維持されます。
FortiGateとFortiSASEは共通のFortiOSを基盤としており、ローカル環境とクラウド環境の双方で、ポリシー、脅威インテリジェンス、セキュリティコンテキスト、ゼロトラストの判断基準を共有します。また、FortiGuard AI活用セキュリティサービスはこれら両方の展開モデルにリアルタイムの脅威インテリジェンスと自動防御を提供し、FortiAIは運用の複雑化を抑え、セキュリティ担当者による脅威調査やインシデント対応を迅速化します。
また、ポリシーや運用、ユーザーエクスペリエンスを保った状態でセキュリティ適用場所を柔軟に選択できるアーキテクチャの必要性は、アナリストからも指摘されています。
LoneStar Advisory and ResearchのチーフアナリストであるWill Townsend氏は次のように述べています。
「企業には、拡張可能なクラウドベースのセキュリティと、オンプレミスでの運用がもたらすパフォーマンス / 制御性 / データ主権の両方が必要であり、どちらかを選択しなければいけない状況に置かれるべきではありません。そのため、これらの両モデルを融合したSASEファイアウォールという新たな市場が形成されつつあります。フォーティネットはこうした変化へ適切に対応しました。一貫したポリシー、可視性、ユーザーエクスペリエンスを維持しながら、ビジネスの要件に応じてFortiSASEによるクラウド経由のセキュリティ、あるいはFortiGate 1200GとFortiSASE Outpostによるローカルでのセキュリティを実現しています」
フォーティネットの創業者で取締役会会長兼CEOのKen Xie(ケン・ジー)は次のように述べています。
「ファイアウォールとSASE技術の融合によって、昨今のハイブリッド環境に対応する新たなSASEファイアウォール市場が形成されつつあります。当社はこの変化を見据え、FortiGateとFortiSASEを共通のFortiOS上に構築するとともに、独自のASIC技術への投資を進めてきました。これによって、導入当初から大規模環境でも高いセキュリティとパフォーマンスを提供しています。FortiSASE Outpost機能を備えたFortiGate 1200Gは、このビジョンをさらに発展させるものです。ローカルでのセキュリティ適用とクラウドベースのセキュリティを組み合わせることで、データ主権、パフォーマンス、AIインフラに関するさまざまなニーズに対応します」
提供開始時期
FortiGate 1200Gは、2026年第3四半期に提供開始予定です。詳細については、こちらをご覧ください。
https://www.fortinet.com/content/dam/fortinet/assets/data-sheets/pdf/fortigate-1200g-series.pdf
関連資料
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フォーティネット セキュリティ ファブリックの詳細
https://www.fortinet.com/jp/solutions/enterprise-midsize-business/security-fabric
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オープンエコシステムの詳細
https://www.fortinet.com/jp/partners/technology-alliances/alliances-ecosystem
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フォーティネット:信頼とイノベーションの融合で、当社のイノベーション、協力パートナー、製品セキュリティプロセス、実証済みのサイバーセキュリティを必要とされるあらゆる場所に提供するエンタープライズグレード製品の詳細をご覧ください。
https://www.fortinet.com/jp/trust
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フォーティネットのお客様による組織の保護の事例
https://www.fortinet.com/jp/customers
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フォーティネット製品のセキュリティと完全性に対するコミットメントで、当社の製品開発と脆弱性の責任ある開示のアプローチとポリシーの詳細をご覧ください。
https://www.fortinet.com/content/dam/fortinet/assets/flyer/ja_jp/flyer-fortinet-commitment-to-product-security-and-integrity.pdf
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