このたび、金沢大学と北陸先端科学技術大学院大学が共同で申請した「隣接する総合大学と大学院大学の連携による“新たな融合型大学院教育モデル”の提唱~共同大学院設置構想による“科学技術イノベーション人材”の育成を目指した教育研究機能の強化及び組織運営改革~」が、平成27年度文部科学省「国立大学改革強化推進事業」に採択された。それに伴い、11月16日に共同大学院設置に向けた連携協定を締結。平成30年度を目途に、領域融合型の共同大学院として「先進融合学術共同専攻(仮称)」の設置を目指す。
同事業では、金沢大学の持つ“総合大学のスケール・多様性”、北陸先端科学技術大学院大学が持つ“大学院大学の専門性・特殊性”というそれぞれの特色と、石川県内に隣接する大学という地の利を最大限に生かし、平成30年度を目途に、領域融合型の共同大学院として「先進融合学術共同専攻(仮称)」を設置。 先導的な研究領域に挑戦する“新たな融合型大学院教育モデル”の構築を目指す。
なお、今回の連携協定の締結を受け、両大学は今後、共同大学院の創設に向けた教育カリキュラムの構築を進める。
また、国内外のインターンシップや研究留学の支援、企業・自治体等との連絡・調整のため、両大学が協働し、「コーディネートセンター(仮称)」を設置する。
併せて、社会におけるニーズの反映や課題解決に向けて、産業界・自治体等と連携し、共同研究や共同セッション等を積極的に展開することとしている。
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