タブレット画面を越えて広がるアート体験学生11名によるインタラクティブアート作品を展示 ―東京工芸大学 芸術学部 インタラクティブメディア学科―

 東京工芸大学(学長:吉野弘章、所在地:東京都中野区)芸術学部インタラクティブメディア学科の浅野耕平研究室に所属する学生11名による研究成果展が、2026年7月22日(水)から7月23日(木)まで、同大中野キャンパスで開催された。


2026年7月22日(水)から7月23日(木)まで、本学中野キャンパス2号館1階の展示スペース「メディアラウンジ」で、芸術学部インタラクティブメディア学科・浅野耕平教授(インタラクティブアート研究室)の研究室に所属する3年生11名による研究成果展が開催された。

同展は、前期に取り組んだインタラクティブなインスタレーション制作に関する研究と実践成果を発表する企画展。学生たちは、複数のタブレットを用いてマルチスクリーンで構成されたインタラクティブなインスタレーション作品をグループで制作した。各作品は、タブレット単体でも作品が成立するだけでなく、複数の画面同士の関係性によって意味や見え方が変化する仕掛けに加え、音や展示空間全体を活用した演出を取り入れることで、体験者が作品を楽しめるような工夫がされている。

1つ目の展示作品「アパートメント」は、各タブレットに描かれた「窓」に体験者が近づくことで、それぞれの住民の暮らしをそっと覗くことができるインスタレーション作品。同じ窓を複数回覗いても、異なる風景が現れるため、繰り返し体験したくなる工夫が施されている。
2つ目の展示作品「なでてみて」は、猫と触れ合う疑似体験を楽しむことができる作品。タブレットを猫の体をイメージして立体的に配置することで、まるで猫がその場に存在しているかのような空間を演出している。各タブレットに映し出された猫の体の一部を撫でるように手を動かすことで、猫と触れ合う疑似体験ができる。

企画展を体験した来場者からは、「『アパートメント』は、統一感がありながら雰囲気が部屋(窓)ごとに異なり、グループ制作の魅力を感じました」。「『なでてみては、タブレットの配置や猫の部位の見せ方が工夫され、猫の全身を映していなくても猫の存在感や特徴をしっかり表現されていると思いました。」といった感想が寄せられた。

インタラクティブアート研究室では、「空間・映像・インタラクション」を軸に、デジタルとアナログの双方を取り入れながら、コミュニケーションの質感を探る表現研究に取り組んでいる。新しい技術を使うこと自体を目的とせず、メンバーがそれぞれの視点や経験を持ち寄り、互いに試行錯誤を重ねながら、コミュニケーションの可能性を探究している。

浅野教授は、「今回の展示は、課題の成果物を実際の展示空間に展開し、インタラクティブメディアを用いた作品と空間との関係や、機材の設置に伴って生じる配線などのさまざまなノイズをいかに消していくかを、実践を通して学ぶ機会として実施したものです。次はこの展示を学外展へと発展させていくことを目指していきます」と話す。

インタラクティブアート研究室は、2026年7月4日(土)から9月27日(日)まで島根県の「浜田市世界こども美術館」および「島根県立しまね海洋館アクアス」で開催中の企画展に参加しており、学生が制作したインタラクティブアート作品が展示されている。

東京工芸大学中野キャンパス2号館1階のメディアラウンジは、「東京工芸大学通り」に面した共用展示スペース。学内だけでなく一般の方にも気軽にメディア芸術に触れてもらえるようガラス張りで、外から中の様子がわかるようになっている。ガラス張りの展示スペースは、日中は自然光が入り、夜は暗くなったキャンパスが背景となり展示用ライトが照らす空間へと変化する。
また、メディアラウンジは教員による展示だけでなく、学生作品の発表活動を支援する施設としても活用されている。学生は、所属する学科教員をとおして利用申請を行うことで無料でギャラリーを使用することができ、学科・グループ・個人を問わず幅広い創作活動の発表の場となっている。

東京工芸大学は、1923(大正12)年に創設された「小西寫眞(写真)専門学校」を前身とし、テクノロジーとアートを融合した教育・研究を推進し続け、2023年に創立100周年を迎えた。2024年には芸術学部が創立30周年を迎えている。設立以来、メディア芸術の最新情報を発信し続ける芸術学部は、「メディア芸術の拠点」としてさらなる進化を続けている。

■芸術学部インタラクティブメディア学科 浅野耕平研究室成果展
・会期:2026年7月22日(水)から7月23日(木)
・会場:東京工芸大学 中野キャンパス 2号館1階メディアラウンジ
・入場:無料
・参加メンバー
「アパートメント」:安彦佳奈、岡本美緒、小林綾乃、島崎陽愛、羽土愛珠
「なでてみて」  :岡林賢、小川瑠夏、北出菫、コセンゲツ、シュウカオウ、秦大和

■東京工芸大学
東京工芸大学は1923(大正12)年に創設された「小西寫眞(写真)専門学校」を前身とし、創設当初からテクノロジー(工学)とアート(芸術)を融合した無限の可能性を追究し続けてきました。2023年に創立100周年を迎えました。
【URL】 https://www.t-kougei.ac.jp/ 

▼本件に関する問い合わせ先
学校法人東京工芸大学 総務・企画課 広報担当
TEL:03-5371-2741
メール:university.pr@office.t-kougei.ac.jp

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東京工芸大学
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吉野 弘章
資本金
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非上場
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〒243-0297 神奈川県厚木市飯山1583
連絡先
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