山九株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:中村公大、以下「当社」)は、一般社団法人日本物流団体連合会の主催する第1回日本物流大賞にて、奨励賞を2件合同受賞いたしました。
1. 奨励賞「幹線輸送における輸送スキーム改善」
合同受賞者:日本ゼオン株式会社、伏木海陸運送株式会社
概要:日本ゼオン水島工場(岡山)から氷見二上工場(富山)への陸上輸送の一部に、鉄道輸送を導入した案件です。この取り組みでは20Fコンテナを導入し積載効率を高めるとともに、工場近接地にストックポイント(SP)を新設しコンテナを在庫として管理し、波動の大きい樹脂輸送で安定した操業を実現しました。更にデジタル技術を活用したロケーションや数量の可視化も進めるなど、輸送スキームの全てを見直しました。結果、CO2排出量62%、ドライバー運転時間68%を削減し、環境・労働・BCPの三領域において顕著な成果を上げました。
【変更前】
【変更後】(2025年7月~)
2. 奨励賞「DX分析に基づく輸入港切替による低炭素・省人化物流の構築」
合同受賞者:三井化学株式会社
概要:三井化学株式会社の物流BIツールと生成AIを活用し、待機時間、輸送距離、CO2削減効果の最も高い輸送方法を特定して改善した案件です。この分析に基づき、東京港で輸入し三井化学市原工場まで輸送していた貨物の輸入港を千葉港へ切り替えました。千葉港は混雑が少なく納品先である三井化学市原工場にも近いという特性があり、2025年10月より一部製品で運用を開始したところC02排出量21.2トン(70%)、ドライバー運転時間385時間(71%)の削減を実現しました。地方港活用のモデルケースとして注目されている案件です。
これからも当社は、脱炭素社会の実現及びドライバー不足の解決に積極的に取り組み、持続可能な社会に貢献してまいります。